鵜ノ子

担々麺SUN

担々麺専門店!8種類の香辛料の配合が絶妙『担々麺SUN』

担々麺(タンタンメン)。辛さとゴマの風味がくせになる人気メニューです。
ラーメン店の数あるメニューの中の一つとしてではなく、担々麺の専門店として暖簾を掲げているのが江南区亀田の『担々麺SUN』です。
ラーメン激戦区といわれる亀田、その中でもとくに飲食店が多く立ち並ぶ随一の商業エリアで、担々麺一択の道をばく進中の店主さんにお話をうかがいました。

店主の渡部利貴さんが妻の美穂さんと二人で『担々麺SUN』をOPENさせたのは2019年9月のこと。
利貴さんは福島県出身で、美穂さんは島根県出身。
本州の端と端と言ってもいいくらい遠くで生まれ育った二人がいったいどこでどうして出会って、どちらの地元でもない新潟の地に店を開くことになったのでしょうか。

学校卒業後、会社に就職をした利貴さんでしたが、自分の生き方はこうではないと感じ退職。
他の道へ進もうと上京した際にふと入った店で食べた担々麺の美味しさに衝撃を受けたのがすべての始まりでした。
「なんだこの複雑な味は!って驚いちゃったんですよね。で、その店がちょうどスタッフ募集中で」そのままその担々麺店で働き始めてしまったというから、相当な瞬発力の持ち主のようです。

それから約5年間その店で担々麺作りの修行を続けた利貴さんは、店のすぐ近くで働いていた美穂さんと出会います。
そしてお世話になった担々麺店を退職した後、2人は新潟へ…と思いきや、ここでなんとオーストラリアへと旅立ちました。
「自分の店を始めたらお店に集中したいから、長期休みもなかなかとれない。その前に世界を見ておきたいと思っちゃったんですよね」
日本を飛び出した2人はオーストラリアのパースを中心に西海岸エリアで、ワーキングホリデーのビザが切れるまでの2年間を過ごしたのだそう。

日本へ帰国した2人が、それからの人生を共に歩む場所として選んだのは新潟でした。
実はまったく縁のない土地というわけではなく、利貴さんの母方の実家がかつて新潟に暮らしていたため、「子どもの頃はよく母親に連れられて遊びに来てたんです」と利貴さん。
新潟で暮らし始めた後、ひとまず開業資金を貯めるため2年間工場勤務をしたというから、瞬発力だけでなく準備にしっかりと時間をかける計画性もお持ちのようです。
そして現在の亀田の地に店舗の空きが出たのを機に、ついに『担々麺SUN』が誕生しました。

海外の食事情を見て、外国人の友達との交流を通じ、アジア各国共通のスパイスの使い方などを学んだ渡部夫妻ならではのオリジナルな担々麺(850円)は、自家製ラー油のきれのある辛さと、まろやかなゴマの風味と絶妙なバランスで複雑に絡み合ったスパイスの香りが決め手。
トッピングは肉味噌、ザーツァイ、小松菜そして桜エビです。
ご飯を無料サービスでつけてもらえるので、ぜひご飯と一緒に味わってください。
レンゲにのせたご飯を担々麺のスープに浸して食べるのがオススメの食べ方だそうですよ!

お好み次第で辛さの変更も可能で、「やさしい」「半辛」「通常」「ちょい辛」「辛口(+20円)」の5段階が設定されています。
辛いもの好きな人だけでなく、辛いものが苦手な人やお子さんも一緒に美味しく食事ができるのがいいですね!
このうち「やさしい」は、わざわざ他のものとは別に作っているのだとか。美味しいものを食べてもらうための手間は惜しまない、そんな気概が感じられます。

また、紙エプロン、おしぼり、わりばし、ヘアゴムが用意されているので、ロングヘアでうっかりヘアゴムを忘れても安心。美穂さんの気配りはこんな細かいところまで行き届いています。

他にスパイスが麺にからみつく担々麺のルーツ「汁無し担々麺」(850円)、濃厚スープなのに後味スッキリな「ベジポタ担々麺」、山椒がしっかり利いた「担々麺痺れ」(なんというネーミング!)などインパクト超弩級なメニューが揃っている上、期間限定メニューなどもあるので、担々麺好きな方はぜひ通って全制覇を目指してみては!

この日、美穂さんは買い出し中ということでお留守でしたが、楽しい二人の様子はYouTubeでも配信されています。
富山県まで釣りに行ったり、10秒でケーキを作るチャレンジをしたりと、見て楽しい内容が紹介されていて、お二人に会いたくなること間違いなし。こちらもぜひご覧ください。

スポット情報Spot Information

スポット名

担々麺SUN

TEL・予約

090-9243-1286

住所

新潟市江南区鵜ノ子4丁目1-6

営業時間

ランチ :11:00~14:30
ディナー:17:30~20:00

定休日

火曜 他不定休(Instagramで月末に翌月予定公開)

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