メンドコロ スガ井
あのラーメン炒飯の人気店「メンドコロ スガ井」が待望の夜営業を再開。夜だけの新メニュー淡麗豚骨『豚そば』爆誕！
田上町403号線、三国街道沿いに2019年8月にオープンした「メンドコロスガ井」さん。「ラーメン炒飯の店」としてすっかり定着した人気店ですが、何やら新メニューが登場したと聞きつけ、さっそくGO！
店内に入るとまず壁に張り出されたメニュー写真に目を奪われます。食券機も写真付きでわかりやすいのでどれにしようかなとまた目移り。どれも美味しそうで選べない！ここでしばらく迷ってしまうのは以前と同じ。
まずはいつもの昼メニューから人気のラーメン炒飯（1,100円／税込）をセレクト。
澄んだスープは煮干しのだし香るスッキリ系。特注の麺は、一般的な22番手よりも少し太い21番手のストレート細麺。最も美味しさを楽しめる麺の追求にも手を抜きません。チャーシューはバラとロースという2種類がトッピングされています。
スープは醤油味と塩味から選べます。
ふんわり香る煮干しだしが優しく、定期的に食べたくなるラーメンってこういうの！と思わず大きくうなずいてしまいました。
セットの炒飯は、テーブルに運ばれてきたときに思わず二度見してしまったほどのボリューム。全体的にマイルドな味わいでありながら米の一粒一粒がしっかり美味しさに包まれていて、一口食べたら止まらない！ラーメンも食べているのにこちらもしっかり完食してしまえるから不思議です。
食べきれなくても心配要りません。持ち帰り用の容器も50円で提供してもらえますよ。
店主の菅井優さんは、学校卒業後某ホテルの厨房で調理の仕事に就いた後、縁あって転職。長年ビル建設等の仕事に従事してこられました。人にも職場にも恵まれ、技術も身につけて順風満帆だったそうですが、次第に飲食業に携わりたいという思いが強くなり、一念発起。会社を退職し、ラーメン店開業を目指す決意をしました。
家族の後押しを受け、千葉県の「食の道場」で集中的にラーメン作りを学んだ菅井さん。自分の店で出すラーメンは煮干しダシと決め、そこから開店に向けて準備に奔走しました。店舗用の物件探しに苦労したそうですが、たまたま空いた店舗の情報が知人を通して届いたり、前職の会社でリニューアル工事をやってもらうなど、これまで培ってきたご縁にも助けられながらのスタートだったそうです。
オープン当初は「メンドコロスガ井」（めんどころすがい）の看板を「メシドコロスガ丼」（めしどころすがどん）と見間違えて「丼ないの？」とお客様に聞かれることも結構あったと笑う菅井さん。「常連さんの間では“スガイあるある”の一つと言われてます」と楽しそうに話してくれました。
新型コロナの影響で長いこと夜間の営業はお休みしていましたが、今年の3月から夜営業を再開。どうせやるなら、昼とはまったく違うメニューを提供しようと開発したのが福岡発祥の淡麗豚骨スープの「豚そば」です。
前日から肉の処理を始め、当日6時間かけてだしを取ったスープを一旦急冷。沸騰しない温度を維持して仕込むことで透明度の増したスープは目にも美味しい美しさ。
提供時にあらためて加熱するという手間をかけることでスープの透明度を実現しているそうです。豚骨スープなのに透明、透明なのにしっかりこくがあるとすでに人気はうなぎ登り。バリエーションとして味噌味の提供も開始しました。
ちなみに豚そばは替え玉1回無料サービス！（2回目からは150円）
薬味のカボスを絞って味変を楽しむのもいいですね。そうそう、１杯目は後の替え玉用にスープを残しておきましょう。
（夜の営業は3月から11月まで、そして金曜、土曜のみとなっているので、ご注意ください）
店内は窓が多いため明るく清潔感たっぷり。奥の小上がりにはキッズコーナーがあって、お子さん連れの方に喜ばれているそうです。
メニューは基本の品の他に、期間限定の特別メニューがあることも！いつもあるとは限らないので、偶然出会えたらぜひお試しを！
※初回公開日：2021.9.1 （改：2023.7.7）
スポット情報Spot Information
スポット名 |
メンドコロ スガ井 |
|---|---|
住所 |
南蒲原郡田上町田上丙1874-2 |
営業時間 |
月～土曜11:00～14:30 日曜・祝日11:00～15:00 金曜・土曜は夜営業もあり 17:30～20:30（なくなり次第終了）※3～11月のみ |
定休日 |
不定休（Instagram、店内貼り紙にてお知らせ） |
リンク |
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