緑町

パティスリー&レストラン MAMEFUKU(まめふく)

夫婦二人三脚で営む、スイーツ&フレンチのお店。
ふたりの職人が手間暇かけて創り出すスイーツと欧風料理が織りなす食の喜びをぜひご堪能ください。

水原駅から車で約3分。
閑静な住宅街に位置し、スカイブルーの看板が目印。2階建てのカワイイお店です。
店名も可愛らしく「MAMEFUKU(まめふく)」といい、1階はパティスリー、2階はレストランという珍しい作りです。

バレンタインには13種類のトリュフショコラを手作りする職人気質の梶原幸絵さんと小学生から料理好きで洋食歴32年の梶原正さんが夫婦二人三脚で営んでいます。

まずは1階のパティスリーからご紹介。
幸絵さんが大好きだというウイリアムモリスの世界観をテーマにした店内。
壁紙の色や小物までシックで落ち着いたカラーでコーディネートされていて、特別な空間を演出しています。

ここで作られるスイーツは、素材の持ち味を十分に生かして甘さが控えめ。
この日いただいた「かぼちゃのプリン」は、カカオの粉末で描かれたかわいい猫のシルエットの下に、かぼちゃのプリンが隠れています。
自然な甘みが際立つ濃厚なかぼちゃプリンと、ほどよく苦いカラメルソースは相性抜群。
そこにカカオの香りと苦みが加わることで、濃厚で奥深い味わいのかぼちゃプリンになっています。

他にも、レモン果汁でさっぱりと仕上げながらもクリームチーズの香り高い「レアチーズケーキ」

パリパリとした食感がとまらない「りんごのパリパリタルト」

スポンジはしっとり、植物性油脂不使用で生クリームのみを使ったショートケーキ。
「地域の食材を使うことが多いから、定番のいちごショートがないこともありますよ(笑)」と気さくに笑う幸絵さん。
春には近くの農家さんがハウスで栽培したいちごを届けてくれるそうです。

パティスリーには、旬の食材を使用し、副材料も手作りの洋生ケーキが常時10種類ほど、焼き菓子は20種類ほどの品揃えです。
また、暑い季節にはジェラートも販売されるとか。
季節のイベントや旬のくだものによってケーキの種類や店内のイメージも変わるので、訪れるたびにワクワクします。
特別な日やちょっとした手土産にはもちろんのこと、頑張っている自分へのご褒美にもぜひ。

さて、次は2階のレストランへ。

こちらでは有名ホテルの洋食部門で、長年経験を積んだ料理人梶原正さんの担当。
伝統的なフランス料理の作り方を忠実に再現し、質の高い料理をリーズナブルな価格で提供しています。
料理に使うフォンドボーやコンソメはこだわりの自家製です。
「うちで旬の食材と仕入れの内容をみてメニューを決めるから、定番のものはないんだよ」とシェフは話します。
それは、32年の間に積み上げた料理人として経験で、その時期においしい食材とその活かし方が全て頭の中に入っているから。
食材を見ると自然とメニューが浮かんでくるそうです。

ランチメニューは、パスタ、魚料理、肉料理の3種類で各1,700円(税込)。
メイン料理はその時々で変更され、プラス料金で追加のデザートや本日のスープを注文できます。
この日のいただいたのは、メインが海の幸のパートフィロ包み焼き。
他に前菜・サラダ・デザート・ドリンクが付きます。

ガーリックオイルでこんがり焼かれたパイ皮の中には、ムニエルにした帆立・えび・スズキと玉ねぎのソテー。
海鮮のうま味と玉ねぎの甘みを自家製トマトソースでいただきます。
素材の味を活かした味付けで口の中に幸福感が満ち溢れます。
特に帆立はオホーツクの海で天然に近い環境で養殖されているものを使用しており、プリプリの弾力と噛むほどに甘みがしみ出してきます。
自由にたくさん動き回れる環境で育つことで身が締まりおいしくなるのだそう。

前菜はスペインオムレツとチキンの白ワイン蒸し。
そして自家製パンとサラダ。もちろんドレッシングも自家製です。シェフのお気に入りは丁寧に熟成された京都の「千鳥酢」。
酸味がまろやかで野菜の甘みを引き立たせる優しいお味でした。

デザートのココナツプリンは、ココナツの実を牛乳で煮て、香りを移したものをプリンにします。
食べた瞬間、ココナツの香りが口の中いっぱいに広がります。

シェフの料理人人生の始まりは、小学生時代に遡ります。
「忙しく働く両親の代わりに、ご飯を作ったらものすごく喜んでくれて」それから料理作りが好きに。
料理をすると喜んでもらえたという原体験をもとに、中学生の頃には焼いたクレープを学校へ持って行き教室の隅で配っていたこともあったそうです。
そんなサービス精神旺盛な少年は、そのスピリッツを持ち合わせたまま修行を重ねて大人になり、今では来店されるお客様それぞれの笑顔のために料理を提供しています。

出会いと食を大切にするシェフが作るランチメニューは、そのときどきで一期一会。
それを楽しみにしている常連さんもいらっしゃるそう。
また、ディナーメニューも豊富で、クリスマスケーキやオードブルの予約も行っています。
最新情報はFacebookとInstagramからチェックしてみてください。
ここでは語りつくせないこだわりが見えないところに詰まっているパティスリー&レストランMAMEFUKU(まめふく)。

美味しいスイーツと欧風料理を堪能し、小さな福を見つけてみてはいかかがでしょうか?

スポット情報Spot Information

スポット名

パティスリー&レストラン MAMEFUKU(まめふく)

TEL・予約

0250-63-2160

住所

阿賀野市緑町20-8

営業時間

1階パティスリー
11:00~21:00
2階レストラン
ランチタイム
11:00~15:30(Lo14:30)
ディナータイム
17:00~21:00(Lo20:00)

定休日

水曜日

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