くれーぷaco
「美味しいクレープって、生地が違う」燕に超人気のクレープ屋さん発見!『くれーぷaco』カスタードクリームもフルーツソースもこだわりの自家製です。
街を歩いていてどこからか甘い香りがふわっと漂ってくると、きょろきょろしてその出どころを探してしまう。誰にもそんな経験、ありますよね。
クレープの生地を焼くあの香り。どうしてあんなに引きつけられちゃうんでしょう。
ところで、燕市に美味しいと評判のクレープ屋さんがあるのをご存じですか?
『くれーぷaco(あこ)』さん。燕中学校、燕西小学校といった学校や、燕市文化会館、燕市立図書館などからもほど近い場所にあり、2016年から営業されている人気店です。
かわいらしいニワトリのイラストがトレードマークのお店。中に入ると店内でも飲食できる席が設けられているので、出来たてをその場で食べるもよし、テイクアウトしてゆっくり味わうもよし。好きなスタイルで楽しめるのもまたクレープの魅力の一つですよね。
迎えてくれたのは店主の富田啓介さんと、奥様の愛さん。
店名の「aco」は、富田さんが愛さんを呼ぶ時の愛称だそうです。「嫁さんの名前を店名にしたら、男として潰すわけにいかないでしょ」と照れくさそうに話してくださいました。
富田さんの実家の家業が大判焼きなどのスイーツの製造・販売で、富田さんもその仕事を手伝っていて本人も調理師のため、食品の取り扱いは慣れたもの。
独立開業をするにあたり、さぞスムーズに進んだことでしょう…と思いきや、納得のいく生地の配合にたどりつくまで1年はかかったとか。
今では「生地には自信がありますよ」と言い切る富田さん。
「クレープの生地は、本来入れるべき材料を全部入れていたら、焼き上がるまである程度時間がかかるもんですよ」
クレープの生地って、鉄板の上に伸ばしたと思ったらもう焼き上がっているというイメージがありますが、材料に卵を使ってあれば、もうそれだけで時間がかかるのが当然だという富田さんの話に納得!言われてみれば、ですね。
しかも、生クリームのクレープなら柔らかめに、カスタードクリームのものなら少しパリッと仕上げるなど、メニューによって焼き方も変えているというこだわりよう。
お客さんの中には、「皮だけちょうだい」と、焼いた生地だけを買い求めていく人もいるのだとか。まだいろいろは食べられない小さいお子さんのおやつに大好評なんですって。保存料や添加物を一切使っていないので、安心してお子さんに食べてもらえますね。
富田さんのこだわりは生地だけにとどまりません。
「最初は既存のチョコレートソースを使ってみたりもしたけど、食べてみたら美味しくなくて」今ではチョコレートを溶かしたものをソースとして使っているという贅沢さ!
生クリームもカスタードクリームも、その他作れるものはすべて自家製なので、仕込みのため深夜まで店で働いていることも少なくないのだそうです。
メニューの種類は、定番のものに期間限定メニューを加えると50~60種類くらい。どれにしようか迷いながら選ぶの、わくわくしますよね。
期間限定メニューは月替わりで、たとえば8月なら桃、9月は梨、10月はカボチャというように旬の素材を使ったクレープが登場します。
また、それとは別に4~5月はみんな大好き「いちご」の季節。この期間中は、いちごを使ったメニューも複数登場するので、いちご好きな人はこの機会をぜひ逃さないでくださいね。いちごが上の方にだけ乗っているんじゃなくて、下の方までずっと入っている贅沢さがうれしい!
サラダ、照り焼きチキン、ピザといった食事系クレープや、小倉白玉生クリーム、黒蜜きなこ白玉生クリームなどの和スイーツ系のクレープもあって、一つに絞るのが難しいです。メニュー選びにうれしい悲鳴です。
実際に食べてみると、いちごや生ハムなどの贅沢な具まで下の方まで詰まっていて、びっくり!それでいて全品一律500円(税込)というお値段に二度びっくり!
どうしてすべて同じ値段に設定されたんですか、とお聞きすると「お子さんが買いに来てくれた時に、ホントはこっちのクレープが食べたいのに何十円足りないから諦めるとか、そういう思いをさせるのがいやで」と、優しい答えが返ってきました。
ご自身も2人のお子さんをもつ富田さんらしく、子どもさん達に食べてもらうのにどこで作られたかわからないようなものは使えないと言って、食材選びにもこだわって国産のものを使うようにしているのだそうです。言葉の端々にそんな優しがにじみ出る富田さんご夫妻の優しさに心が温かくなりました。
月ごとに変わる約11種類のメニューから4個選べるおみやげクレープもあって、こちらはちょっとした手土産にも良さそうです。スーパー(原信)等で販売されることがあるので、店頭で見かけたらぜひこちらもGETしてください。
スポット情報Spot Information
スポット名 |
くれーぷaco |
---|---|
TEL・予約 |
0256-64-8186 |
住所 |
燕市秋葉町4-9-56 |
営業時間 |
月~金曜 10:00~19:00 土・日曜11:00~18:00 |
定休日 |
火曜 |
リンク |
この記事をシェアする
人気記事ランキング
- 菓子工房 いち華
- Taverna Trifoglio(タヴェルナ・トリフォッリオ)
- UNE HUIT CAFE(アン・ユイット・カフェ)
- にいつ駄菓子の駅
- お昼ごはん 時々 夜ごはん TAMARIBA(タマリバの台所)
- 小さなケーキ屋さん パティスリーMerrily
- 五泉名物とりかん
- フジイ菓子店(ケーキの店フジイ)
- 平山豆腐店
- ゑびす屋(すにーかー倉庫×アウトレット)
- パティスリー リヤン
- パティスリー&レストラン MAMEFUKU(まめふく)
- 村の洋食屋 かりん亭
- 『ちいさなお菓子屋さんWAYOGASHIのABE』
- たのしいスーパー エスマート
- しょこら亭
- 栗原製菓
- 中華食彩 なな福
- GALVO(ガルボ)
- いも奉行 ごせん
- お菓子のきりん堂 Free Style Patisserie L.P.S
- らーめん流れ星
- 割烹 大倉屋
- そば処 志のぶ
- マスヤ製菓
- 和み中国料理 桃林
- bubu食堂コリアンレストラン
- レストラン ムッシュ
- 創造ダイニング あつまる
- 田中肉店
- SWEETS CAFE TOM’N CHI(スイーツ・カフェ・とむんち)
- 北川製餡所
- あかりベーカリー
- 駄菓子や 昭和基地一丁目C57
- かめこんや(藤岡染工場)
- すし政ダイニングさら
- 徳永とうふ店
- ラーメンしん
- 新潟薬膳カレー Ricca(リッカ)
- コテージマム
- 銘菓処 まつとく
- 一包一心 はまや
- Petit canard(プティ カナール)
- リトルアンデルセン
- 雑貨ショップ tack tack
- メンドコロ スガ井
- くれーぷaco
- からだが喜ぶお食事処 あり潟家(ありがたや)
- 藤次郎
- 笹周
cocomo(ココモ)ってなに?
「あ、ここも行ってみたい。」思わずそうつぶやいてしまうようなスポット・情報を発信するWebマガジンです。