定四郎
「お客様に寄り添った料理をお出ししたいからお品書きは書かないんです」
新津本町『定四郎』さんの本気がスゴイ!
秋葉区新津本町。歴史の長い老舗から新しい人気店までが多く集まるエリアです。そのエリアからまた一つ名店のご紹介です。お店の名前は『秋葉 酒菜 定四郎』。「さだしろう」と読みます。
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2014年にオープンしてからずっと「心身共にリセットする」をテーマに美しくおいしい和食を提供し続け、ミシュランガイド新潟2020のミシュランプレートにも選ばれました。
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店主の栗林哲郎さんは、料理人の道に入って30年ほど。店名の『定四郎』というのは、栗林さんが育った小須戸にある実家の屋号だそうです。そして店名のロゴは祖父が生前書いてくれたもの。いつか自分の店を持ったらこの名前とロゴを掲げようと、栗林さんがずっと大切にしていたものです。
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『定四郎』さんの料理は“旬”にこだわった季節感あふれる内容になっており、完全予約制のコースメニューのみ。お昼はランチ懐石(3,000円/税込)、夜はショートコース(5,500円/税込)、スタンダードコース(7,500円/税込)、定四郎特選懐石(12,000円/税込)の全4コースがあり、前日までに予約が必要です。
(※定四郎特選懐石のみ3日前までに予約が必要)
その他、お持ち帰りメニューとしてうな重、点心弁当、オードブルなどがあり、こちらも前日までの予約制となっています。
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取材の際に、作って頂いた前菜はとても美しく、そして瑞々しい。
お盆の上だけで初夏の訪れを感じられるお料理でした。
コース料理の内容は「お任せ」となっているのですが、これには栗林さんの心配りの表れ。
「とにかくタイムリーで、お客様に寄り添った料理をお出ししたいんです。」
季節によって、あるいは日によって、暑かったり寒かったり、晴れたり雨が降ったり。
暑い日はまず冷たくて喉ごしの良い物を口にしたいのでは、寒い日には温かくほっとできるものがいいんじゃないか、そんな思いでその日の料理を決めるそうです。
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また、「ご高齢の方と若い方とでは、料理の内容も変えたりします」とのことで、来店されたお客様の様子に合わせてより喜んでいただける料理をその場で考えることも。だからお品書きはあらかじめ用意していません。
「お客様とは真剣勝負です。言葉ではなく、料理を通して対話していると思っています。」
そう話す栗林さんのお顔は、まさに職人としてそこに立つ者の覚悟を感じました。
「変わり者でしょ、記事にならないですね」と笑う栗林さんですが、お客様を大切に、そして料理の本質を大事にするその姿勢は、間違いなくお客様に伝わっているはず。
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営業時間中は栗林さんが料理、奥さんが接客を担当。夫婦2人で切り盛りしているお店です。大切な人と大切な日に、あるいは自分へのご褒美にぴったりです。おひとり様での来店も増えているとのこと。ぜひ予約をしてお訪ねください。
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スポット情報Spot Information
スポット名 |
定四郎 |
---|---|
TEL・予約 |
0250-47-7755 |
住所 |
新潟市秋葉区新津本町2-1-5 |
営業時間 |
昼11:30~、夜17:00~(※前日までの予約制) |
定休日 |
水曜日 |
リンク |
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