中央町

『ちいさなお菓子屋さんWAYOGASHIのABE』

一つひとつ手作りの心を込めて。父と息子の共同作業がやさしい美味しさを生み出します。

阿賀野市の『ちいさなお菓子屋さん WAYOGASHIのABE(和洋菓子アベ)』さんは、昭和53年創業、一つひとつ丁寧に手作りしたお菓子を販売して45年の、街のお菓子屋さんです。

現在の店主は2代目の阿部忍さん。初代店主の政雄さんもまだまだ現役で親子で協力し合ってお菓子作りにいそしむ毎日です。

父の正雄さんは、カステラで有名な新潟の某菓子店に長年勤めた後、昭和53年に独立。現在の場所に「アベ製菓」を開業しました。後に息子の忍さんも高校卒業後、父と同じ菓子店に就職。5年間修行を積んだ後に、2代目として跡を継ぐため父と共に菓子作りを続ける道へ。

2012年には店名を『WAYOGASHI ABE』とし、店舗も改装して一新しましたが、新しいロゴマークのデザインや表に掲げられている看板などは、創業時のものを踏襲しながら、うまく新旧をミックスさせているのだそうです。

その姿勢はお菓子作りにも反映されていて、創業時から愛され続けている「ロール巻」や「コーヒーロール巻」、看板商品でもある「夫婦(めおと)白鳥サブレ」など、今でも不動の人気を誇っているのです。

バターの香りと優しい甘さ、サクサクの食感

 

また、息子の忍さんが加わったことで新しく増えた商品も評判で、中でもイチオシなのが「まんまるチーズ」。ドーム型にふんわりと丸く焼き上がったスフレチーズケーキで、プレーンとレモンの2種があります。ふわりとした食感と口溶けの良さで、チーズケーキ好きな人ならホール一つまるごといけちゃうんじゃないかという美味しさです。

また、クッキー生地をかぶせて焼いた「窯出しクッキーシュー」は、皮のサクサクした食感がたまらない美味しさで、こちらも大人気。注文を受けてからクリームを詰めてくれるので食感が保たれて美味しく頂けます。

とくに焼きたてのシュークリームが用意されている朝の開店時間、9時~10時くらいの間に購入すると一番美味しい状態で味わうことができてオススメですよ、と阿部さん。ぜひ開店時間を狙ってみてはいかがでしょうか。

白鳥の焼き印がかわいらしいカステラと、裏メニューの温泉饅頭もあるんですよ。
こちらはご予約必須です。

阿部さん親子は修行をした菓子店で習得したカステラ作りの技を今も守り続けており、取材中にも、きめの細かい美しいカステラが焼き上がり、一つひとつ丁寧に包装をされていました。

また、店頭には並んでいませんが、村杉温泉の「石原館」で販売している黒糖饅頭は『WAYOGASHI ABE』さんの商品で、村杉温泉のラジウム温泉水を使っているお饅頭。旅館で食べて美味しかったからと買い求めに来るお客様が増えたため、冷凍で用意してあるのだそう。裏メニューと聞くと好奇心が湧いてきますよね。気軽にご注文くださいとのことですよ!

まんまるチーズや、一口サイズの半熟チーズ、夏ゼリーなど、冷凍で販売できるものは対応してもらえるので、遠方へお土産に持って行きたい時などはぜひ相談してみてくださいね。

裏技として、半熟チーズ、夏ゼリーは半解凍くらいで食べるととくに美味しいそうです。試してみてはいかがでしょうか!

スポット情報Spot Information

スポット名

『ちいさなお菓子屋さんWAYOGASHIのABE』

TEL・予約

0250-62-1390

住所

阿賀野市中央町1-8-22

営業時間

9:00~18:30

定休日

水曜(月1回、水木連休有り)

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