御菓子司 最上屋
6代目“和”担当の父と、7代目“洋”担当の息子がタッグを組む老舗菓子店『御菓子司 最上屋』。昔ながらのシンプル和菓子「椿もち」やエディブルフラワーが美しい「花ティグレ」が人気!
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水原中央町商店街に100年以上前から店を構える老舗菓子店『御菓子司 最上屋』さん。
6代目店主の島原宏資さんまでは和菓子ひとすじだったそうですが、7代目となる息子の渉平さんの専門はなんと洋菓子。
専門学校でパティシエの勉強をし、卒業後は新潟市の洋菓子店で6年間修業を積んだ後、家業に参画。
現在は宏資さんが和菓子、渉平さんが洋菓子を担当し、和洋菓子店として、よりお客様から喜ばれるお店となりました。
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新作洋菓子の開発に取り組む渉平さんは、地元の食材を使用することを心がけ、エディブルフラワー(食用花)、蜂蜜、牛乳、平飼い卵などを地元専門業者さんから調達するなど、阿賀野市ならではの商品制作に余念がありません。
その一例として一躍人気商品となったのが、“花ティグレ”という商品。円形のフィナンシェの中央に彩り豊かなエディブルフラワーや、瓢湖の桜などをあしらった焼き菓子です。
味は桜、蜂蜜、柚子、抹茶、きなこ、黒いちじく、チョコチップ、胡麻の8種類。
どれも甲乙つけがたい美味しさなので、ぜひ全種類味わってみてください。
また、和菓子のラインナップも豊富で、中でも有名なのがこちらの“三角だるま最中”です。
阿賀野市(旧:水原町)の民芸品である三角だるまを模した最中で、見た目もかわいらしく印象的なので、お土産やご挨拶用に最適です。
忙しい時期には毎日100個以上の製造に追われることもあるのだとか。
三角形の独特な形なので、「なかなか大変です」と笑いながら話してくださいました。
そしてもう一つご紹介したいのが“椿もち”です。ういろうに似てつるんとした食感の、シンプルな昔ながらのお菓子です。
種類はプレーンと黒糖の2種類。派手さはありませんが実は隠れた人気商品で、早い日には午前中で完売してしまうほど。
いくらでも食べられてしまうやさしい味わいです。
家事や仕事の合間、お茶うけにぜひいかがですか。
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店内には和菓子と洋菓子のショーケースが横に並び、訪れるお客様がそれぞれの目的に合ったお菓子を選んでいました。
中には、どのお菓子が良いかお店の方と相談しながら選ぶ人の姿も見られ、お客様から信頼されている様子が伝わってきました。
「うちのお菓子はお祝い事に用いられることが多いので、桜色の生地のものなど、華やかさを意識してご用意しています」と渉平さん。
そんな気配りも愛される理由の一つに違いありません。
「実は僕自身は甘い物が得意じゃないんですよ」と秘密を打ち明けてくれた渉平さん。
商品の味見はもちろん欠かしませんが、それ以外に好んで甘いお菓子を食べることはないそうです。
父の宏資さんにもお聞きしてみたところ、同じく「苦手」とのこと。
ですが、だからこそ「甘ければ美味しい」という考え方に走ることなく、客観的に美味しさを追求できるという一面もあり、むしろお菓子づくりに生かされているのかもしれません。
お話も楽しい島原さん親子なのでぜひお店を訪ねていただきたいところですが、『御菓子司 最上屋』さんの商品はこちらのECショップでも購入できます。
ご家庭用にもお遣い物にも、ぜひご利用ください。
スポット情報Spot Information
スポット名 |
御菓子司 最上屋 |
---|---|
TEL・予約 |
0250-62-2206 |
住所 |
阿賀野市中央町2丁目11-11 |
営業時間 |
9:00~19:00 |
定休日 |
不定休 |
リンク |
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