六野瀬

みるぱす

“やすだ愛情牛乳”の神田酪農『みるぱす』。美味しいソフトクリーム&ジェラートと牛さんのやさしい瞳に心もとろけそう!

新潟県の酪農発祥の地、安田。大正時代、この地で「酪農の神様」と呼ばれた人物がいました。
神田豊松氏。株式会社神田酪農の初代社長となった人です。

どこぞの家の牛のお産が始まったといっては呼ばれて駆けつけるなど、この地区の乳牛飼育に自他の区別なく情熱を注いだ人物でした。
現在3代目社長として事業を受け継いでいるのは豊松氏の孫にあたる豊広さんです。

神田酪農さんといえば 「やすだ愛情牛乳」。
新潟県内で自社ブランドの牛乳を作っているのはたった1件、神田酪農さんだけなのだそうです。
完成した「やすだ愛情牛乳」を初めて口にした時のことを豊広さんにお聞きすると「じいちゃんの牛乳ができた!と感慨深かったですねえ」と目を細めて話してくれました。

また、安田といえば安田瓦も有名ですが、平成25年に「瓦ロードフェスティバル」なるイベント企画が持ち上がり、そこに神田酪農としても牛乳を使った飲食ブースを出店することに。

それまで牛乳を作ること以外の発想はなかったという神田(豊広)さんでしたが、周囲の勧めもあってジェラート作りに挑戦することを決意。
そして、何度も試作を繰り返して誕生したのが、やすだ愛情牛乳のミルク・ジェラートでした。

このジェラートが好評を博したことから、いつでも気軽に味わえるようにと自社の牛舎横に隣接する形で、ソフトクリーム&ジェラートショップ『みるぱす』をオープンさせたのだそう。
店名の『みるぱす』は、「MILK PASSPORT」(ミルク・パスポート)の略で、酪農の入り口という意味です。

ジェラートやソフトクリームの種類は季節によって入れ替わるそうなので、それもまた楽しみの一つです。
この日のソフトクリームのミックスはミルクとスイートコーン!おいしかったぁ。

すぐ横の牛舎で自由に牛の見学ができるので、ソフトクリームやジェラートを楽しんだ後には牛とのふれあいを楽しんでいく方がほとんど。
取材に伺った日は、1週間ほど前に生まれたばかりの子牛などもいて、生命の愛しさがじんわりと心に広がる思いがしました。

ジェラートの美味しさをきっかけに、また、牛たちとのふれあいをきっかけに、酪農やその他の第一次産業に対する関心をもってもらえたらいいと神田さん。
将来の職業えらびの選択肢の一つとして、こんな道もあるということを考える入り口にしてほしいという願いがあるそうです。

本物の牛と間近でふれあえる場所はなかなかないので、貴重な体験ができるスポットとしても人気が高まっており、県内の各学校からの問い合わせ等も増えているとのこと。

休日には親子で牛さんに会いに行って、おいしいジェラートを満喫するのはいかがですか?
ぜひお訪ねください。

スポット情報Spot Information

スポット名

みるぱす

TEL・予約

090-4917-0429

住所

阿賀野市六野瀬331

営業時間

平日 11:00~16:00、土日祝 10:00~17:00

定休日

水曜(祝日の場合営業)

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