新津本町

リトルアンデルセン

地域に愛される創業43年の老舗ベーカリー。
午後には売り切れ続出の隠れ名店でした。

秋葉区のハローワーク新津のすぐそばの住宅街で、ひっそりと佇む創業43年の老舗のベーカリー。
昼過ぎには商品のほとんどが売り切れてしまう隠れた人気店です。特にイギリスパンは予約必須の人気商品とのこと。

どんなお店なのか、お話を伺いました。
リトルアンデルセンは、オーナーでパン職人の近藤文夫さんと奥様のみゆきさん、
そして他店で腕を磨いてきた息子さんの3人で営む小さなベーカリーです。
リトルアンデルセンというかわいらしい店名は、近藤さんの義理のお父さまが命名されたそうです。
当時、義理のお父さまも長野県でパン職人して店を構え、近藤さんはスタッフとして働いていました。 いよいよ近藤さんが独立し、この秋葉区に店を構えることになった際に命名してくれたのが「リトルアンデルセン」。当時としては、耳慣れない名前でしたが、せっかく義父が考えてくれたからと素直に受け入れたそうです。

それが33歳の時。
それから今日まで、義父から学んだ「余分なものはなるべく使わない」という昔ながらの製法で作るパンを、自分が美味しいと感じたものだけをお客さんに届ける。それだけをがむしゃらにやってきたそうです。
「それ以外にパン作りにこだわりはないことが、こだわり(笑)」と話す近藤さん。 
40種類以上の定番メニューに加え、息子さんが作る新メニューが少しずつ増えているそうです。
息子さんは、人気店のパン屋さんや日本の老舗ベーカリーで、経験を積んできた腕利きの職人さん。
経験と科学的な理論に基づいた製法でつくるメニューが、リトルアンデルセンに新たな歴史を刻んでいます。
「息子が今どきの作り方を教えてくれるけど、なかなか覚えられなくてさぁ (笑)」
とおっしゃる近藤さんですが、息子さんのことを話す姿がどこか嬉しそう。

昔ながらの製法で作る近藤さんのパンと有名店で学んだ息子さんのパンは、ふんわりやわらかく食べやすいパンや力強い食感で食べごたえのあるパン、繊細な香りの上品なパンまで商品の性格がはっきり表現された個性派ぞろい。
小さなベーカリーですが、取材中も客足が絶えることなく老若男女に愛されるベーカリーであることを物語っていました。 そんなたくさんのパンの中から、今回は4種類をご紹介します。

まずは定番の食パンから
右)イギリス食パン 6枚入り 335円(税込み)
イギリスパンなのに生地はしっとりやわらかでもっちりとした口当たり。しっかりと焼けた耳は香ばしく弾力のある噛み応えで、生地とのコントラストを味わえます。人気のパンなので予約した方がベター。

左)レーズン食パン 8枚入り 421円(税込み)
毎週木曜日に登場! やわらかいレーズンとほのかな黒糖の風味がベストマッチなパン。食事にもおやつにも。

次に、総菜パンから
右)ヒレカツサンド 410円(税込み)
やわらかいヒレカツにたっぷりのソースを絡ませ、アクセントに刻み玉ねぎ入りのマスタードソースをトッピング。人気のイギリスパンで挟んであります。カツとパンの柔らかさがちょうどいい!うまいとしか言いようのないサンドイッチです。

左)玉子サンド 302円 (税込み)
こちらもイギリスパンを使用。やわらかめの玉子サラダにきゅうりとレタスのアクセントが楽しい。辛味がないのでお子様でも食べやすいサンドです。

そして、季節の限定のパンから
左)サクラあんぱん  151円(税込み)
上品な甘さの餡とサクラの塩漬けシロップの塩味と香りが絶妙に相まって、まるで高級和菓子のような繊細さを感じる味わいです。

右)瀬戸内レモンコッぺ  194円(税込み)
コッペパンに瀬戸内レモンのクリームとカスタードクリームをサンド。さわやかなレモンの香りとほどよい酸味が初夏を思わせるパン。夏には、シャインマスカットや巨峰のクリームパンが登場します。

最後に、秋葉区産の小麦「ゆきちから」を使用したベーグル216円(税込み)
『秋葉区パンまつり』のために作られた商品。『秋葉区パンまつり』は、秋葉区で「ゆきちから」の栽培がおこなわれていることを知ってもらうために、秋葉区役所が3月1日~31日まで行っていたキャンペーンでした。

パン作りを通して、地域活性にも力を注いでいるリトルアンデルセン。
午後には品薄になってしまうので、事前に電話で予約しておくと取り置きしておいてくれますよ!

リトルアンデルセンにお越しの際は店舗の裏の駐車場をご利用ください。(6台分)
場所は、秋葉区のハローワーク新津の向いです。

スポット情報Spot Information

スポット名

リトルアンデルセン

TEL・予約

0250-24-7562

住所

新潟市秋葉区新津本町4-18-7

営業時間

9時~17時

定休日

日曜日

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