本町

銘菓処 まつとく

注文を受けてからクリームを詰める『銘菓処 まつとく』のシュークリーム。
焼きたてのサクサク感を楽しんで!

五泉市本町商店街を歩いているとふわりと漂ってくる甘~い香り。
創業100年以上の歴史を持つ和洋菓子店『まつとく』さんのシュークリームがそろそろ焼き上がるようです。
香りに誘われて店内へ足を踏み入れると真正面の真っ赤で大きなオーブンの中でシューがこんがりと色づいていました。

『まつとく』さんのシュークリームはとてもサクサク。
中のクリームはカスタードとごまの2種類。程よく甘い濃厚なカスタードの「松シュー」、ごまの香りと風味が深い「ごまシュー」です。
クッキー生地をのせたサクサク食感を楽しんでもらえるようにと、クリームを詰めるのは注文を受けてから。
このシュークリームを求めてわざわざ遠方から買いに来るお客様も少なくないそう。
なんと一日100個以上焼き上げているそうです。シュークリームの人気ぶりがわかりますね。

そんなシュークリームを焼き上げるのは『まつとく』の5代目、専務の松田直也さん。そしてクリームを詰めるのは妻の理枝子さんです。
穏やかでやさしい直也さんと明るくしっかり者の理枝子さんの2人の共同作業で作るシュークリームは、地元の人はもちろん市外のスイーツファンにも口コミで人気が広がり、焼き上がるそばからお客様の手へと渡っていきます。

カットしてみると隙間なくぎっしり詰まったクリームに感激!
毎日開店直後の9時過ぎには1回目のシュークリームが焼き上がり、その後は適宜繰り返し焼いているそうですが、事前に電話で来店時間を伝えて予約すればその時間に合わせて焼いてもらうこともできるそうです。
遠方から買いに行くなら予約していくと確実にGETできて安心ですね。

松田さんは地元の高校を卒業後、和洋菓子専門学校で学び、その後長野にある和洋菓子店で5年間修行。
そして今から約25年前に帰郷して以来、実家である『まつとく』さんの菓子作りに腕を振るい続けています。

シュークリームの他にも人気商品は多く、ロールケーキにシュー生地を巻き込んだ「シューロール」や、村松産や三川産の栗をふんだんに使用し栗が収穫できる時期限定の「栗の実」。
また、五泉の伝統織物である五泉平(ごせんひら)の袴の型がかわいらしい落雁(らくがん)などがあります。「五泉平」は玄米粉を使用しているので香ばしく頂けてお茶うけにぴったりです。

旬に合わせて使用する食材が変わるので、季節によって店頭に並ぶラインナップが変わり、その時々のお菓子を選べるのも楽しみの一つですね。

『まつとく』さんは創業して100年以上という老舗菓子店です。
創業時に葬祭業も営んでいたため式菓子づくりを行っていたのが和洋菓子店として発展したのだそう。
ずっと婚礼や葬儀など、地域の人々の暮らしの節目に想いを込め寄り添ってきた店の歴史が感じられます。
また小さなお子さんが小銭を握りしめてお菓子を買いに来ることも珍しくないそうです。
町のお菓子屋さんとして地域に愛され、広く宣伝しなくてもわざわざ遠くからお客様が足を運びたくなってしまう『まつとく』さんのお菓子。ぜひみなさんも味わってみませんか。

スポット情報Spot Information

スポット名

銘菓処 まつとく

TEL・予約

0250-42-2204

住所

五泉市本町2-2-39

営業時間

9:00~18:20

定休日

水曜日

この記事をシェアする

他の記事を探す

人気記事ランキング人気記事ランキング

cocomo(ココモ)ってなに?

「あ、ここも行ってみたい。」思わずそうつぶやいてしまうようなスポット・情報を発信するWebマガジンです。

【運営会社】
越後天然ガス株式会社が運営しています

【協力企業】
越後プロパン 白根ガス

モアモアショップ

Instagram

NIITSUテイクアウトどっとこむ