渡六菓子店
創業75年、大切な晴れの日を彩る『渡六菓子店』のお菓子。美味しさの秘密は人を想う心にあり。
五泉市伊勢の川の『渡六菓子店』さんは、75年の歴史をもつ老舗菓子店。
贈り物やお土産に何がいいかと迷っても「渡六さんに行けば何とかしてくれる」と、お客様からの信頼の篤さは折り紙付きです。
広く明るい店内には色鮮やかでつややかな洋菓子と、上品で落ち着いた色合いの和菓子がそれぞれショーケースにずらりと並び、その前ではどのお菓子にしようかと楽しそうに選んでいるお客様の姿が絶えません。
印象的なのは、どんなに忙しいさなかでもスタッフさんたちが親しみやすく、明るい笑顔で接してくれること。
それは、店主の渡辺修(わたなべ・おさむ)さんの想いが全員に浸透しているからなのです。
「私たちは毎日多くのお客様に接していますけど、お客様はお一人お一人にとって大切な日のお菓子を買いに来てくださっているわけですから。お客様の“晴れの日”に関わらせていただいているという意識をちゃんと持って、単なる作業になってしまわないようにと気をつけています」
初代の渡辺六郎さんが開店した和菓子店から始まり、孫にあたる現シェフの修(おさむ)さんは3代目。
2代目の父の時に洋菓子も販売するようになり、修さんも上京して洋菓子づくりの修行を積みました。
その頃はデザイン関係の仕事をしたいという夢を抱いたこともあり、ファッションビル主催のコンテストに参加した経験もあるとのこと。
その後も洋菓子づくりの道を進み、家業の『渡六菓子店』を継ぐことになった渡辺さんですが、そのセンスの良さはお菓子づくりやお店づくりに生かされていることが感じられます。
そんな渡辺さんに、とくに人気のおすすめ商品をご紹介いただきました。
一品目は「野菜のロールケーキ」。生地に野菜が練り込まれた美しいロールケーキで、かぼちゃ、にんじん&トマト、ほうれん草の3種類があります。(1本972円、3本入3,024円/税込)
ほのかな野菜の風味が感じられ、それでいて気になるほどではないという絶妙のバランスなので、野菜嫌いのお子さんが「にんじん食べられた!」と野菜を食べられるきっかけになれたらうれしいと話してくれました。
(ほうれん草の生地は色が変わりやすいので不透明の包装となっています)
次にご紹介いただいたのは「サンク フォンテーヌ」。“五つの泉”という意味の焼き菓子です。
五泉にはその昔五つの泉があったとされる地元の伝説に基づいた名前のお菓子で、いちじく、アプリコット、プルーン、クルミ、パンプキンシードをのせて焼き上げた贅沢なアーモンド菓子です。(1個270円/税込)
土台の焼き菓子部分がほろほろとほどよい固さで食べやすく、年配の人やお子さんも安心して食べられます。
マカロンや缶入りクッキーなど、目に鮮やかで種類も豊富。
また、店内の半分はカフェスペースになっていて、購入したお菓子をその場で楽しむこともできるようになっています。ドリンクメニューもそろっているのでお好きな飲み物と一緒にいかがですか。
特に8時間かけて抽出した水出しコーヒーは格別な美味しさ!天気の良い日にはテラス席で爽やかなそよ風に吹かれながら、至福の時間を過ごすのはいかがでしょう。
アイスコーヒー用のガムシロップは、バニラの鞘(さや)を加えて煮立てる手間を加えてあり、まろやかで奥深い味と香りが楽しめます。普段コーヒーはブラックで飲むという人もぜひお試しを!
外のテラス席や、ブックシェルフで囲われたソファー席は小さいお子さん連れでも周りに気を遣わずに過ごせそう。
渡辺さんも、ぜひ遠慮なく利用してほしいということです。
日々の忙しさの中でも、素材や人との出会いを通じて新しいお菓子のアイディアがむくむくと湧き上がることがあるという渡辺さん。
試作と試食を重ねて完成したお菓子は店頭に並び、お客様へ提供されます。
新作登場も楽しみにしながら、四季折々の季節感たっぷりな渡六のお菓子を、ぜひお楽しみください。
※初回公開日:2016.10.25(改:2022.5.27)
スポット情報Spot Information
スポット名 |
渡六菓子店 |
---|---|
TEL・予約 |
0250-42-2667 |
住所 |
五泉市伊勢の川962-2 |
営業時間 |
平日10:00~19:00 日曜9:00~18:00 |
定休日 |
月曜、第3火曜 |
リンク |
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