新津本町

COFFEE CITEN(コーヒー シテン)

「美味しいコーヒーで日常を少し豊かに。」誰もがコーヒーを好きになるきっかけの場所。新津本町の『COFFEE CITEN』。

JR新津駅東口を出て線路沿いに歩いて5分。新津郵便局へ続く商店街の裏路地に、2022年9月コーヒースタンド『COFFEE CITEN(シテン)』さんがオープンしました。
自分にぴったりなコーヒーを見つけられると噂のお店。白いおしゃれな置き看板を目印に、開店時間にもなると続々とお客さんが集まってきます。さっそくおじゃましてきました。

中に入ると、白い天板と木目とが美しいコーヒーカウンター、2名掛けのベンチとテーブルがそれぞれ3つ。スタンドスタイルの店内で、注文カウンターにはずらりとコーヒーのディスプレイが並んでいます。奥には焙煎機が置かれていて、コーヒーの良い香りがお店中に広がり居心地の良い空間です。

今回はオーナーの齋藤聡人さんにお話をうかがいました。
五泉市出身の齋藤さんは製菓会社の会社員として数年勤務。祖母が喫茶店を経営していたので、小さい時からコーヒーは身近な存在であったと言います。ですが、もともとはコーヒーが苦手だったとか。
「コーヒーは苦いものだとずっと思っていました。大人になってから初めて苦みのないフルーティーなコーヒーを飲んだ時、一杯のコーヒーで覚醒したというか、コーヒーの概念がガラッと変わりました。こんなにおいしいコーヒーなんてあるんだって。それをきっかけに飲むようになって、よく仕事帰りにコーヒーを飲みに行っていましたね。」と話します。

だんだんとコーヒーにハマっていき、エスプレッソマシンを購入したり、ラテアートにもチャレンジ。コーヒーと向き合う時間が増えていき、コーヒー豆の産地や発酵状態、焙煎の仕方で味が変わることの面白さに惹きつけられていったそう。
知れば知るほど奥深いコーヒーの世界。「そんなコーヒーの奥深さをたくさんの人に知ってほしい」という気持ちがだんだんと湧き上がってきましたが、不安な気持ちもあって自分のお店をもつという一歩が踏み出せないでいたと言います。

そんな時、あるデザイナーさんとの出会いが齋藤さんの背中を押します。
「自分の気持ちを素直に表現する。」
自分の気持ちに強い信念と自信をもって仕事をするデザイナーさんの力強い生き方に感銘を受け、勤めていた製菓会社を退職し自分のお店をもつことを決意します。

そして2022年9月に『COFFEE CITEN』をオープン。
店名の『CITEN(シテン)』には、コーヒーを好きになるきっかけの場所としての「始点」と、人と人とを繋ぐ架け橋をしての「支点」としての意味を込めているそうです。

『COFFEE CITEN』さんで印象的なのは注文カウンターにずらりと並ぶこのコーヒーメニュー。
齋藤さんの目利きで仕入れたコーヒー豆が常時8~10種類程並びます。
大手のコーヒーショップでは取り扱わない、生産量の少ない貴重なコーヒー豆も扱っていて、日本ではここでしか飲めないものや珍しい中国産のものもありました。ラインナップも日々変化しているそうなので、それもまた楽しみですね。
またドリップバッグやコーヒー豆をお持ち帰りすることも可能。ご自宅で手軽に『COFFEE CITEN』さんのコーヒーを堪能することができます。お好きなものを選んでお土産にしたり、詰め合わせギフトにしてプレゼントするのもおすすめです。

コーヒーメニューのイラストは、お店をもつきっかけとなったデザイナーさんからデザインしてもらったもの。実際にコーヒーを試飲してもらい、味のイメージを表現してもらっているそうです。
コーヒーついての説明を読みながらイラストで雰囲気を想像して、じっくりと自分好みのコーヒーを探せるのってワクワクしちゃいますね。どれがいいか迷ってしまったときは、スタッフさんがどんなものが好みかを汲み取ってくれるので安心ですよ。

コーヒーにピッタリな定番のチョコレートケーキやキャラメルケーキなどのデザートもあり、ゆったりとした時間を楽しむこともできます。
齋藤さんには子育てをしている友人も多く、お子さま連れやコーヒーが苦手な方でも気軽に来店してもらえるように、有機抹茶のラテやキッズジュースなどのコーヒー以外のドリンクも用意しています。
2階のワークスペースでは『COFFEE CITEN』さんで購入したものを持ち込んで利用することも可能。天気の良い日は 2階のテラス席で過ごすのもオススメですよ。

オープン直後は、20代の女性客が多かったのが次第に近所の方も訪れるようになって、今では散歩がてらコーヒーを飲みに来られる常連さんもいらっしゃるとのこと。取材中も70代のお客様が来店されて、スタッフの方と談笑されていました。
オープンしてから特に印象的だったことをお聞きすると、「常連さんから、オープン半年記念にプレゼントをいただいたのは本当に嬉しかったです。お客さんに支えられてお店が育てられているってこういう事かと実感しました。」と、にこやかに話してくださいました。

「コーヒーの魅力をみんなに伝えたい。」
そのための活動として、齋藤さんはコーヒーに関するワークショップを月に3回程実施しています。「どんな淹れ方が自分に合うのか」「どのコーヒー豆を選べばいいか」など自分の好みを知ったり、コーヒーについて詳しく知れるワークショップです。詳細はインスタグラムから発信しているそうなので、興味のある方はぜひ御覧くださいね。
また第1・3金曜日は夜10時まで営業しているので、家に帰る途中にホッとひといき、コーヒーの香りに癒されてみるのも良いですね。

スポット情報Spot Information

スポット名

COFFEE CITEN(コーヒー シテン)

住所

新潟市秋葉区新津本町3−1−2 リベルタ1F

営業時間

10:00~18:00(第1・3金曜は22:00まで)

定休日

不定休

リンク

instagram website

この記事をシェアする

他の記事を探す

人気記事ランキング人気記事ランキング

cocomo(ココモ)ってなに?

「あ、ここも行ってみたい。」思わずそうつぶやいてしまうようなスポット・情報を発信するWebマガジンです。

【運営会社】
越後天然ガス株式会社が運営しています

【協力企業】
越後プロパン 白根ガス

モアモアショップ

Instagram

NIITSUテイクアウトどっとこむ