穀町

BBC Kamo Miyagemono Center

加茂の入口として、そしてこれからも。まちと人をつなぐカフェ『BBC』

加茂市穀町。
加茂川から青海神社へと続く道と商店街通りが交わる場所にあるのが、「BBC Kamo Miyagemono Center」です。
もともとは加茂市土産物センターだった建物をリノベーションし、2021年4月に新しい拠点として生まれ変わりました。

プロデュースを手がけたのは、加茂市に本社を構えるアパレルブランド「G.F.G.S.」。
完全受注生産のボーダーカットソーで知られる同社らしく、空間づくりにも“シンプルだけれど、芯のあるかっこよさ”が感じられます。
外観は和風で落ち着いた佇まい。一歩中へ入ると、白い壁とコンクリートの床が印象的な、洗練された空間が広がります。
壁の棚に並ぶLPレコードは、社長の私物という遊び心も。ただコーヒーを飲むだけでなく、「こんな空間、いいな」と思わせてくれる場所です。

今回あらたに、社長の小栁雄一郎さんとスタッフの井田さんにお話をうかがいました。
オープン当初はホットドッグを提供していたBBC。
けれど「女性には少し食べにくい」という声を受け、すぐにメニューを見直しました。
主力はあくまでドーナツとコーヒー。
“コーヒーに合うものは何か”を考え抜いた結果、たどり着いたのがドーナツでした。

このドーナツ、既製品ではありません。
仕込みから仕上げまで、すべて店内で行う完全オリジナル。朝4時から仕込みが始まる日もあるそうです。おいしさを追求する中で、素材にも一切の妥協なし。

「このクオリティなら700~800円で売ってもおかしくない」と、お客様から言われることもあるそうですが、価格はぐっと抑えられています。当然ファンも多く、BBCのドーナツを食べるために加茂を訪れるというお客さんもいるほど。

そしてBBCの原点は、やはりコーヒー。
豆の個性を最大限に引き出すため、なんと豆の種類によって使用する水まで変えているという徹底ぶりです。
派手なアピールはしませんが、「ちゃんとおいしいものを出している」という自信が、静かに伝わってきます。ドーナツと一緒に味わえば、その相性の良さにも納得するはずです。

BBCは、単なるカフェではありません。
ここでしか買えない加茂のお土産を扱い、昔からある名産品を“今の感覚”でリプロデュースする役割も担ってきました。
「まずBBCに立ち寄って、加茂をどう巡るか考える」
そんな使い方をしてきた人も多いはずです。

そんなBBCは、加茂市との契約期間満了により、3月1日をもって現在の場所での営業を終了します。
この場所は今後、加茂市観光協会の「観光案内所」となる予定。
「それまでは全力で営業します。その先のことは、任期が終わったあと、皆さんの期待に応えられる形で考えたい。」そう語る小栁さん。
BBCをきっかけに加茂を訪れた市外・県外の人たちへ、こんなメッセージも添えてくれました。「BBCがこの場所を離れても、ぜひ加茂に来て、自分の目で新しい場所を見つけてほしい」

この場所でのBBCは、まもなく一区切りを迎えます。
けれど、加茂を想い、人をつなげてきたこのカフェの姿勢は、きっとこれからも形を変えて続いていくはず。
今のBBCに会いに行けるのは、今だけです。

スポット情報Spot Information

スポット名

BBC Kamo Miyagemono Center

住所

加茂市穀町8-27

営業時間

・月曜・火曜・金曜 11:00~16:00
・土曜・日曜・祝日 11:00~17:00

定休日

水曜

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