東船場

東方食堂/酒場 風とパクチー

亀田駅前から100m!パクチーが好きな人もそうじゃない人も!アジアン料理なら『風とパクチー』さんで間違いなし!

江南区のJR.亀田駅前から新津方向へ向かって県道5号線を100メートルほど進んだあたりで目にとまるこのタペストリー。ちょっと気になっていたという人も多いのではないでしょうか。

『東方食堂/酒場 風とパクチー』という名前から、きっとアジアン料理を楽しめるお店だろうということは想像がつきますが、なんとも攻めた印象の店名と、このシンプルで潔ささえ感じられるデザインに、どんなお店なのかなと興味がわいてきませんか。

というわけで、今回ご紹介するのは『東方食堂/酒場 風とパクチー』、略して『風パク』さんです。タペストリーの印象が強くて、その横のドアから入るのかと思いきや、それは2階にある別のお店の入り口でした。『風パク』さんの入り口は向かって左手の奥。

和風のような、台湾あたりのお店のような、無国籍な外観がまたいい感じ。たばこを吸う方は入り口前に椅子と灰皿が設置されているので、こちらでどうぞ。外の風に吹かれながら椅子に座って一服、そんな様子もアジアのどこかの国を彷彿とさせます。

ランチの看板が立てられていました。昼はランチを提供する食堂として、夜はお酒を楽しむ酒場として営業しています。どちらのスタイルでもアジアン料理を味わえるのがいいですね。

店内は、どの位置からでも調理する様子を間近で見られるカウンター席と、ゆったりとくつろげる座敷の席に分かれています。雰囲気が異なる空間なので、その日の気分で座る席を選ぶのもいいですね。

店主の志村顕(しむら あきら)さんは、お店を持つにあたり、約3年ほどはダブルワークやトリプルワークをして資金準備を行ったという努力家でもあります。長年飲食関係の仕事に携わり、アジアン料理店や居酒屋で経験を積んだ後、2023年8月、『東方食堂/酒場 風とパクチー』を開店しました。
「飲食店を経営するのは大変。本当はアルバイトが一番楽なんだけど、でもせっかく長年携わってきた仕事だし、人生一度きりだし、やっぱり自分の店を持ちたいというのはずっと心にありました。」と話します。

手際よく次々に料理を用意してくれる志村さん。

実際に自分の店をもって一番うれしかったことは、勤めている店の常連さんではなく、自分自身の常連さんができたことだそうです。料理はもちろん、人柄も含めて気に入ってもらえたことがうれしかったそうですよ。

志村さんのご自宅は江南区ではないそうですが、知り合いの業者さんからの紹介があって亀田のこの場所に出店を決めました。地域密着型のお店にしたかった志村さんですが、開店当初、近所付き合いはゼロからのスタートでした。しかし、亀田駅周辺のお店の方と、お互いのお店を行き来したり、近所の方と交流を重ねていくうちに、人とのつながりが強いこの地域を選んでよかったと思うようになったそうです。

話しながらもパッパッと手際よく仕上げられていく料理の数々。思わず目を見張る、流れるような手さばきです。
では、ご用意いただいたお料理をご紹介します。

ヤムウンセン(780円/税込)

タイ風はるさめサラダのヤムウンセン。
「甘い!酸っぱい!辛い!追いのライムでスッキリとした味わい」です。トッピングされたパクチーのグリーンが目に鮮やかです。これだけでビール2~3杯はいけるかも。
福島の農家さんから直接買い付けているというパクチーは香りが爽やかで食べやすく、「パクチーは苦手なはずなんだけど、このお店のは食べられる。」というお客さんも多いそうです。苦手意識のある人もぜひ挑戦してみてはいかがでしょう。

四川麻婆豆富(900円/税込)

四川麻婆豆富は、その名の通り芳醇な香りと刺激的な味が際立つ逸品。本格的な麻婆豆富って、家でつくるのとは違って味や風味が何重にも折り重なっているような奥深さを感じます。そしてもちろんここにもパクチー。
「うちは8割方の料理にパクチーが入ってます。」と志村さんが笑いながら言うとおり、イメージカラーでもあるグリーンのパクチーがほぼ必ず添えられています。でも、パクチーが苦手な場合はパクチー抜きにもでき、反対に追加の注文もできるので、好みに合わせて味を楽しむことができますよ。

空心菜炒め(800円/税込)

同じグリーンでもこちらはパクチーではなく、アジアン料理といえばこの野菜、「空心菜」です。見た目はシンプルですが、「風パク」ならではの味付けがされていて、納豆ペースト調味料の独特の風味がくせになる味わいです。茎の中が空洞になっている空心菜ならではの、シャキシャキ食感がダイレクトに楽しめる一品です。

パクチータイラーメン(昼1,050円/税込)(夜900円/税込)

そしてランチの人気メニュー、パクチータイラーメン。夜の居酒屋タイムにも注文できるそうなので、お酒の後の〆にもぜひいかがですか。鶏ガラにパクチー、セロリ、ネギなどを加えて毎日しっかり仕込むスープはコクが深くて濃厚。それがつるんとした食感の米の麺によくからんで、思わずもう1杯!と言いたくなる美味しさでした。(見た目の印象以上にボリュームがあるので実際は1杯でおなかいっぱいでした。)

ランチメニューには、全品前菜2点盛りが付いての料金です。

ちなみに店名の由来についてお聞きすると、「後付けですけど。」と照れくさそうに前置きして「アジア地方には偏西風(モンスーン)が吹くので、店の名前が風に乗って広がっていってほしいという願いを込めて。」と教えてくださいました。

今後の展望についてお聞きすると、「わたし自身、焼き鳥が大好物なので、いつかはタイラーメンと焼き鳥と瓶ビールだけの小さな店の親父になれたらいいな、それが夢ですね。」と志村さんは語ります。

風パクのイメージカラー!グリーンが目を惹く畳が個性的でかっこいい!

土曜以外の平日なら8名以上で貸し切りにもできるので、家族や親戚、友人同士の気の置けない飲み会などにもオススメ。“まるで家にいるかのような場所”をコンセプトとした座敷席にはテレビも設置されているので、サッカーなどの試合を見てライブビューイングで盛り上がるのにも最適です。亀田駅から近いので、お酒を飲んでも電車で帰れる気楽さがあっていいですね。

パクチーが好きな人もそうじゃない人も、ぜひ一度訪れてみてください。

スポット情報Spot Information

スポット名

東方食堂/酒場 風とパクチー

TEL・予約

025-383-8889

住所

新潟市江南区東船場2丁目1-19

営業時間

ランチ11:00~14:00
ディナー17:30~21:30(金曜・土曜~22:00)

定休日

不定休(Instagramにて案内)

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