瓢湖
国の天然記念物『瓢湖』の楽しさが倍増!四季を通じて楽しめる!「#瓢湖しか勝たん」
新潟の白鳥飛来地と聞いてまず思い浮かぶのは『瓢湖(ひょうこ)』という方、多いですよね?
国の天然記念物にも指定されている瓢湖では、毎年ピーク時には5000羽を超える白鳥が遠くシベリアから渡って来て冬を越していきます。
毎日決まった時間に行われる白鳥おじさんの餌やりも人気で、「こいこーい」というおじさんの声に群がってくる白鳥(だけでなくカモやハトまで集まります)の様子に歓声やカメラのシャッター音が響くのもおなじみの光景です。(餌やり:白鳥の飛来シーズン中は7時、9時、11時、15時。オフシーズンは9時、15時のみ)
ところで皆さん、瓢湖は冬だけの観光スポットだと思ってはいませんか?だとしたら、それは大きな勘違い。
瓢湖とその周辺を含む瓢湖水きん公園は春には桜、初夏はアヤメ、そして夏はハスと四季を通じて美しい花々が咲き誇り、訪れる人の目と心を休ませてくれる憩いの場&撮影スポットでもあるのです。
羽を傷めてしまった白鳥たちは春になっても北帰行せずにとどまり年間を通じて瓢湖で過ごすので、桜と白鳥を同時に眺められるという珍しい場所でもあります。
瓢湖のほとりにあるこちらの白鳥観察舎では、冬でも暖かな室内で白鳥や他の野鳥の様子を観察することができます。
また、阿賀野市の特産品や銘菓のほか、瓢湖オリジナルデザインのグッズなどを販売しているので、瓢湖訪問の思い出にいかがですか。
水色が爽やかなオリジナルデザイングッズはどれも思わず手に取りたくなるかわいらしさで、お土産にも喜ばれそう。
ここでしか買えない「スワン・ポップ」は、阿賀野市のお菓子屋さん「渡計」さんの人気商品“とけないアイス”の瓢湖オリジナル。
夏バージョンは乳酸菌飲料風味のアイスにラムネ菓子入り、冬バージョンはホワイトチョコとナッツ。
季節によって味わいが変わるのでぜひ両方楽しんでみてください。
ほかにも瓢湖デザインのドリップ・コーヒーや三角だるま、コースターや缶バッジ等があります。
また、「水鳥のえさ」を購入すると、飛来した白鳥に餌付けが出来る事で有名な瓢湖ですが、「水鳥のえさ」を2021年にリニューアル。
阿賀野市(笹神地区)の特別栽培コシヒカリを使用し、パッケージも新調。
エサの計量や袋詰めは、同地区の障害者就労支援事業所が行っています。
餌付けを終えた後は、パッケージを持って帰りたくなるような素敵なデザインです。
瓢湖白鳥観察舎販売組合代表の土井一心太さんは、瓢湖のコンテンツ力の高さに注目し、様々な企画を仕掛けることで盛大にその魅力を発信しています。
観察舎でモーニング・サービスの販売をしてみたり、瓢湖朝ラー(朝からラーメン)企画を打ち出してみたりと、打ち出すサービスがどれも好評。
SNSの投稿に添えたハッシュタグ「#瓢湖しか勝たん」も、そのユニークなメッセージがウケて注目を集めました。
「まだまだ面白い事がたくさんできるはず。どんどん企画を打ち出していくので、ぜひ楽しみに来てほしいです」と土井さん。
TwitterやInstagramは観察舎の若手スタッフがリアルタイムで情報発信しているとのことなので、要チェック!
瓢湖白鳥観察舎販売組合の営業時間は、9:00~16:00(10月~3月の期間は、9:00~16:30)で定休日は火曜・水曜です。
また、瓢湖水きん公園には、お子さん向けの遊具や広場、炊事場なども設置されていて、いろんな楽しみ方ができるよう整備されています。
瓢湖といったら白鳥観察、だけではないんですね。
「白鳥資料館 白鳥の里」でちょっと真面目に白鳥の生態や瓢湖周辺の事を勉強してみるのもいいかもしれません。
その隣のクジャク舎では美しいクジャクを観察することもできますよ。
今回の取材では、よく知っているようで実は全然知らなかった瓢湖の魅力を再発見!
子どもの頃に連れて行ってもらったきり行っていないという人も、この機会に訪れてみてはいかがでしょう。
「え、瓢湖って楽しい!」きっとそう感じられる場所に生まれ変わっていますよ。
スポット情報Spot Information
スポット名 |
瓢湖 |
---|---|
TEL・予約 |
0250-62-2690(問い合わせ先:阿賀野市公園管理事務所) |
住所 |
阿賀野市水原313-1 |
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