吉田西太田

Boulangerie Reve想(レーヴ ソウ)

毎日の暮らしに寄り添うパンを。燕の 『Boulangerie Reve想(レーヴ ソウ)』

新潟県燕市の住宅街にたたずむ「Boulangerie Reve想(レーヴ ソウ)」は、日々の暮らしにやさしく寄り添うパンを届けてくれる、ぬくもりあふれるパン屋さんです。
地域のブランド野菜や新潟県産の小麦を積極的に使用し、地産地消にも取り組んでいます。
今回は、オーナーの鈴木徹さんにお話を伺いました。

鈴木さんは、小さな頃からパン屋になるのが夢だったそう。
大学4年生のとき、実際に就職について考えた末に「やっぱりものづくりがしたい」と決意し、三条市内のパン屋「サン・フォーレット」でアルバイトを始めます。そのまま就職し、16年間修行を重ねたのち、独立。今のお店を開いてから、今年で7年目を迎えました。

店名の「Reve想(ソウ)」は、2人のお子さんの名前にちなんでつけたそうです。「家族を思いながらパンを作る」。そんな鈴木さんのやさしい気持ちが、お店の空気やパンの味にもじんわりとしみ込んでいます。

パン作りへの情熱は、今も変わらず。「やってこれたのは、好きだから。それだけです」と笑う姿は、とても自然体。それでも、素材や製法には徹底して向き合っています。
たとえば、使用している小麦粉は地元・燕の金子農園で育てられた「ゆきちから」。噛むほどに香ばしい香りが広がる、県内産ならではの風味が魅力です。そして、サンドイッチなどに使うのは、吉田のブランド野菜「もとまちきゅうり」。みずみずしく、クセがないので、野菜が苦手なお子さんでも食べやすいのだとか。

また、保存料や添加物は一切使っていません。「うちの子にも、自分にも安心して食べさせたいから」。だからこそ、素材の良さと職人の技術が、味そのものに表れているのです。

店頭には、およそ60種類のパンが並びます。とはいえ、それぞれの数は少なめ。お目当てがあるときは、早めの来店が安心です。「生食パン」も人気商品のひとつ。プレーン、レーズン入りに加えて、土曜日限定でコーヒー風味も登場します。どれも耳までやわらかく、何もつけなくても美味しいと評判です。

「季節限定」や「毎年恒例」といった商品もありつつ、思いついたタイミングで新作を考えて、その都度店頭に出しています。つまり、来るたびに新しい出会いがあるのも、このお店のたのしみのひとつです。

なによりうれしいのは、お客さんの「美味しかった」のひとこと。中には「もらって食べてみたら美味しかったので来てみました」と訪れてくれる方もいて、そうした言葉が大きな励みになっているといいます。
お店の作りにも工夫があります。パンを選ぶお客さんの様子がよく見えるように設計されていて、笑顔や会話が自然に届くような距離感も心地よいのです。

「まとめてたくさん買ってくれなくてもいいんです。パン1個でも気軽に来てほしい」。鈴木さんは、誰にとっても敷居の高くない、ふだんの暮らしの延長にあるようなパン屋さんを目指しています。気負わず入れて、手に取りやすい価格で、日常の中に自然に溶け込むおいしさ。そんなパンが、ここにはあります。

家族と地域を思いながら、こつこつと焼き上げられる毎日のパン。特別な日のごちそうじゃなくても、毎日でも食べたくなる。そんな“おいしい日常”を味わいに、ぜひ一度足を運んでみてください。

スポット情報Spot Information

スポット名

Boulangerie Reve想(レーヴ ソウ)

TEL・予約

0256-94-0155

住所

燕市吉田西太田773-6

営業時間

平日 8:00~18:00
土曜 7:30~18:00
日・祝 7:30~17:00

定休日

火曜、第3月曜 (不定休あり)

リンク

instagram

この記事をシェアする

他の記事を探す

cocomo(ココモ)ってなに?

「あ、ここも行ってみたい。」思わずそうつぶやいてしまうようなスポット・情報を発信するWebマガジンです。

【運営会社】
越後天然ガス株式会社が運営しています

【協力企業】
越後プロパン 白根ガス

モアモアショップ

Instagram

NIITSUテイクアウトどっとこむ