大瀬柳

AORINGO(アオリンゴ)

さくっ、ふわっ、ほろっ。中のバターがしっとり、表面はサクサクの『AORINGO』さんのスコーンが絶品!

新潟市北区大瀬柳の『AORINGO』さんは、スコーン、クッキー、パウンドケーキなどの焼き菓子を製造販売しているお店。
2021年10月、県道46号線の大瀬柳交差点から早通方面に曲がって少し行ったところにオープンしました。
やさしいアースカラーの建物に「ちからたろう」「とべバッタ」などの作品で人気の絵本作家・田島征三さんのイラストが印象的です。

店舗前の駐車場から眺めると、壁の窓からスタッフさんたちがお菓子作りをしている工房の様子がうかがえます。『AORINGO』さんは障害者福祉サービスを展開するNPO法人「青りんごの会」が運営するお菓子工房の直営店。
理事長の中村勉さんと、その奥様でサービス管理責任者の中村優子さんにお話をうかがいました。

「青りんごの会」を立ち上げたのは理事長の中村勉さんのご両親。
「豊栄市議を4期務めた父とボランティア活動に熱心で障害者の方の外出支援などを行っていた母が、障害を持つお子さんとそのお母さんの居場所を作りたいという思いから始めたんです。母はもともとお菓子作りが得意でしてね、それでスコーンなんて当時はまだ珍しかったんですけど、これでいこうということになったんですね。」と理事長。

「青りんごの会」は豊栄駅前の作業所でお菓子作りをしつつ、図書館併設の喫茶店の運営を任されるなど、徐々に地域の人にもよく知られた存在となっていきました。製造したお菓子は他のお店等で委託販売。スコーンのほかクッキーやパウンドケーキなども作るようになりました。
また、エコマスクやヘアゴム、ポーチなどの布製品も手がけ、販売を始めるなど、作業の内容も進化・成長を遂げ2002年に法人化。
そして障害福祉サービスに関する法制化が進むなか、現在の中村勉理事長が運営を引き継ぐこととなり、それ以前から「青りんごの会」に深く関わっていた妻の優子さんと共に、事業を牽引することとなったのだそうです。

『AORINGO』さんのスコーンは、英国風。どっしりと重い米国風のスコーンに比べると、もう少し軽く食べられる印象です。
表面は「さくっ」、中の生地は「ふわっ」そして「ほろっ」とほどける食感がとても楽しく頂けます。
「特に焼きたての美味しさは最高。何個でも食べられますよ」と理事長が力説してくれました。焼きたての熱いスコーンは中のバターが溶けてしっとり、外はサクサクでたまらない美味しさなのだそうです。

でも、冷めてしまっても大丈夫。アルミホイルに包んでトースターで数分温めて食べることで焼きたてに近い美味しさを再現できるそうなので、ぜひ試してくださいね。
「イギリス出身の方がとても美味しいと喜んでくれて、わざわざ注文してくださったんですよ」と優子さん。それも1人ではなく2人もいらっしゃるそうで、「本場の人が美味しいと言ってくれるんだから間違いない!」と自信になったと言います。

販売するスコーンは直営ショップ『AORINGO』だけで買える大きいサイズのプレミアムスコーン(プレーン、チャンクチョコ、フルーツ等)と委託先店舗でも販売している小さいサイズのスコーン2個セット(プレーン、紅茶、チョコ、イチジクのほか季節の素材2種)があり、どれにしようか迷ってしまうこと必須!
しかも土曜限定でシナモンロールスコーンも登場するのだそうです。これはGETしなくては!全種類制覇を目指してみるのも楽しそうですよね。

クッキーは常時8種類(プレーン、レモン、チョコ、ラムレーズン、イチゴ、カボチャ、クルミ、ゴマ)が並びます。
これに加えて、ワンコイン(100円/税込)で買える季節のキャラクタークッキーもあって、近所の小学生に人気だそうです。100円玉を握りしめて買いに来てくれるなんて、かわいらしいですよね。
パウンドケーキも1カットで、クッキーと同じ値段で提供されています。「夏なんかはパウンドケーキを冷蔵庫で冷たくして食べると美味しいですよ」と理事長が教えてくださいました。

店内は明るくて居心地がよく、「青りんごの会」で製作した布小物の販売もされていますので、ぜひゆっくりご覧になってみてください。
今後は焼き菓子だけでなく夏の暑い時に食べたくなるようなお菓子も考案したいという中村さんご夫妻。
今後の『AORINGO』さんにますます要注目ですね。『AORINGO』さんの焼き菓子でホッと一息なんていかがでしょう。

スポット情報Spot Information

スポット名

AORINGO(アオリンゴ)

TEL・予約

025-386-5590

住所

新潟市北区大瀬柳5244-4

営業時間

月曜日~金曜日 10:00~17:00
土曜日 10:00~15:00

定休日

日曜日・祝日・隔週土曜日

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