万平菓子舗
愛されて30年。不動の人気商品 “和風ティラミス大福”の『万平菓子舗』さん。
江南区亀田本町。江戸時代末期から続く老舗菓子店『万平菓子舗』さんは、言わずと知れた“和風ティラミス大福”が大人気の有名店です。
コーヒーの風味が香るもちもちの皮でティラミス・クリームを包んだこのお菓子は、控えめな甘さとコーヒーのほろ苦さがマッチして、テレビ番組等でも何度も紹介されている人気商品。
毎日手作業で作るその数はなんと500個!生菓子なので賞味期限が翌日までと短いため、作り置きができないそうです。
メディアで取り上げられた直後には注文の電話やFAXが止まらず、1日3000個も作ったのだとか。
私がおじゃました日も、ひっきりなしにお客様が来店し、目当てのお菓子を購入していました。
この和風ティラミス大福の考案者で7代目店主の佐藤博人さんにお話をうかがいました。
「創業は江戸末期と古いのですが、立派な看板を掲げて上品和菓子を作り続けてきましたという店ではなくて」と佐藤さんはにっこり。
長い歴史の間には戦争による食糧難など激動の時代があり、また治水がままならない時代には水害で店が水浸しになったことも。
佐藤さんは、その時その時代にお客様が必要としているものを提供してきたのが『万平菓子舗』だと話してくれました。駄菓子の量り売りから始め、菓子にこだわらずパンを販売した時代もあったそうです。
お客様の方から「こんなのが食べてみたい」「こういうのありませんか」と提案や問い合わせを受けることもあり、それに応えて新たな商品を考案することもあるのだとか。
コーヒー成分を含まずお子さんでも安心の“苺ティラミス大福”や、ティラミスクリームを用いた“ティラミスロール”など、人気商品の和風ティラミス大福から展開した商品も増えました。
直径16cmのボール型の “かまくらチーズケーキ”は、ふわっとしたスフレチーズケーキ。
見た目のインパクトも大きいですが、口当たりのなめらかさが絶妙。
家族や友達と切り分けて食べるのが楽しそうです。
販売される商品は季節に応じて変わります。
春には桜餅などの春の香りを感じるお菓子。暑い季節には水ようかんなどつるんとした喉ごしの、冷やして美味しいお菓子。
秋・冬には栗や芋などほっくりした味わいのものに入れ替わるので、お菓子選びで季節の移り変わりを実感できるのも楽しいですね。
お客様の姿が絶えない『万平菓子舗』さんですが、電話/FAXでの注文・発送にも応じてもらえるそうなので、なかなか訪ねられないけど食べてみたい、久しぶりに食べたくなった、という方はぜひお問い合わせを。
お土産や贈り物に、あるいは今日のおやつに、亀田の老舗『万平菓子舗』さんのお菓子をぜひご賞味ください。
スポット情報Spot Information
スポット名 |
万平菓子舗 |
---|---|
TEL・予約 |
025-381-2267 |
住所 |
新潟市江南区亀田本町4-1-48 |
営業時間 |
水~土曜8:00~17:00 日曜8:00~16:00 |
定休日 |
月・火曜(祝日の場合は営業) |
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