cafeかめきち
昼から飲める、ちょっと特別な時間を。新潟市江南区の 『cafeかめきち』 でほろ酔いカフェ時間はいかが。
新潟市江南区の亀田駅東口からほど近い住宅街に、2025年4月“昼飲みカフェ” がオープンしました。その名も『cafeかめきち』。店名は、亀田の「亀」と「基地」で “かめきち”。秘密基地のような佇まいが、誰かにそっと教えたくなるお店です。

ガレージの奥、かめのイラストが描かれたのれんが目印で、駅へ行き来する人や散歩をする人がよく覗いていくそう。
この場所は、もともと一般住宅として使われていた賃貸物件。玄関で靴を脱いで上がるスタイルになっていて、「人の家に遊びに来たみたい。」と、初めて来店したお客様も思わずリラックス。



店内にはテーブル席が2つとカウンター、奥には最大8名まで利用できる和室もあり、落ち着いた雰囲気で過ごせます。子ども用の椅子があるので、お子さま連れも安心です。

この店を切り盛りするのは、店主の羽賀志穂さんと、シェフの柏由紀雄さん。クラフトビール好きが高じて 「いつか自分の店を」 と夢見ていた羽賀さんは、もともと福祉関係の仕事に従事していたそう。当時、毎日の仕事を支える原動力がクラフトビールだったといいます。そんな彼女が思い描いたのは、「気取らず、昼からクラフトビールを楽しめる場所」。


お店を始めるきっかけのひとつになったのが、新潟市の古町ルフルで開催されたクラフトビールのイベントでの出会い。ブースに立ち寄り「クラフトビールを扱うお店をやりたいんです。」と話しかけたことがご縁となり、新潟県見附市にあるMITSUKE Local Brewery(ミツケローカルブルワリー)のクラフトビールを扱うようになったそうです。

店で提供しているクラフトビールは、主にこのMITSUKE Local Breweryもの。地元新潟の小規模ブルワリーが丁寧に仕込む個性豊かなビールは、味がやさしいので2杯目も飲みたくなるビールなんだとか。クラフトビール初心者にもおすすめで、「どんな味か気になる」「飲みやすいものがいい」そんな相談にも、羽賀さんが気さくに応じてくれます。
その他の酒類や、別のブルワリーのクラフトビールなども用意されているので、ぜひ昼飲みにぴったりなお気に入りを見つけてみてください。

最初は、フライヤーひとつでフライドチキンとポテトにクラフトビールを添えるだけの、シンプルなお店をひとりでやろうと考えていたそうです。しかしその話をしたとき、「それじゃダメでしょ」と喝を入れたのが、シェフの柏さんでした。
広告代理店でのキャリアを持ち、イベント企画や料理教室の開催など、マルチに活躍する柏さん。料理にも深い知識と経験を持っています。羽賀さんとは前職場で出会ったご縁があり、「かめきち」開業に携わってもらうことに。

こうして、“ワンオペのフライ系フード”から一転、心も体もよろこぶ創作料理が楽しめるカフェとして、「cafeかめきち」が誕生しました。
それではここで、ランチの人気メニューを紹介します。

ワンプレートに隙間なくメイン料理や副菜が盛り付けられ、その他にスープやデザート、選べるドリンクがついた「ランチプレート」。
シェフの柏さんが手がける料理は、和食をベースに塩や油といった調味料にも気を配った無添加のものばかりです。

たとえば、2種類のパンは、地元の人気店「ラ・ターブル」や「あかり屋」のパンを提供。素材の良さが引き立つよう、塩やオリーブオイルをつけていただきます。素材そのものの味を引き立てるシンプルで贅沢な食べ方に、センスの良さを感じます。

この日のメインは低温調理でじっくり加熱した鶏むね肉。かかっている自家製ドレッシングは「ぜひ売ってほしい」との声が上がるほどの美味しさです。これはぜひ体験してほしいお味!

ほかに “ホタテのマリネ”、 “タコのマリネ” 、“キャロットラペ” 、“オムレツ”までついてなかなかのボリュームなんです。
しかもドリンクと手作りデザートまで出てくる贅沢さ!


17時半からの夜営業では、柏シェフによる和洋の創作料理が登場。アラカルトのほか、コース料理にも対応しており、ゆっくりとお酒と食事を楽しみたい方にもぴったり。「どれを食べてもやさしい味」「帰ってから体が重くならない」 そんな声が多く寄せられるのも納得です。
実は、「かめきち」はお弁当の注文にも対応しています。3〜4個以上から受付可能で、内容や予算も相談次第。「とりあえず聞いてみてください」と羽賀さん。お店の味を職場や家庭でも楽しめるのはうれしいですね。

「もともとは秘密基地みたいに、こじんまりと好きなことをやれたらと思っていたんです。」と羽賀さん。ところが、来てくれるお客様の声に背中を押され、店の前のスペースでフリーマーケットを開いたり、BBQ企画をしたり、少しずつ“にぎやかさ”も増えてきました。
「年代も関係なく、どんどん声をかけてほしい。これからもっと変化していくと思うので、一緒に楽しんでくれるとうれしいです。」と笑顔で語ってくれました。

「店を始めてから、夜勤明けの方が立ち寄ってくれたり休日の昼間にゆっくり飲みたいというお客様がふらっと来てくださったり。そんな時間を共有できるのがうれしいんです。」と羽賀さん。
もちろん、お酒を飲まない方のカフェ利用も大歓迎。スイーツはケーキやミニパフェ、アフォガードなど、その時々のお楽しみも。

「昼から飲むなんて贅沢?」なんて思う人ほど、ぜひ一度足を運んでみてほしい。昼も夜も、心と体がほっとゆるむ「cafeかめきち」。
ここは、日常にちょっとした自由と楽しさを添えてくれる、新しい“基地”なのかもしれません。
スポット情報Spot Information
										スポット名 | 
									cafeかめきち | 
|---|---|
											TEL・予約 | 
										080-1149-7030 | 
											住所 | 
										新潟市江南区亀田向陽1-3-27 | 
											営業時間 | 
										11:00~14:00 17:30~21:00 | 
											定休日 | 
										木曜、他不定休(Instagramで案内) | 
											リンク | 
																					 											 | 
									
この記事をシェアする
人気記事ランキング
- ARSENE(アルセーヌ)
 - そば処 志のぶ
 - GARDEN DINO
 - 珈琲豆 山倉本店
 - 村の洋食屋 かりん亭
 - ゑびす屋(すにーかー倉庫×アウトレット)
 - UNE HUIT CAFE(アン・ユイット・カフェ)
 - FRUITS FOREST(フルーツフォレスト)
 - パティスリー&レストラン MAMEFUKU(まめふく)
 - Taverna Trifoglio(タヴェルナ・トリフォッリオ)
 - おにぎり屋 かみむすび
 - スープとランチのお店アミチエ
 - 石碾き蕎麦 越水(こしみず)
 - フジイ菓子店(ケーキの店フジイ)
 - お菓子の龍宝堂
 - Re Ri Bagel(リリベーグル)
 - お菓子のきりん堂 Free Style Patisserie L.P.S
 - 五泉名物とりかん
 - laguna square(ラグーナ・スクエア)
 - 『ちいさなお菓子屋さんWAYOGASHIのABE』
 - 小さなケーキ屋さん パティスリーMerrily
 - gelateria hitosaji
 - みやパン
 - 手づくりパンの店 グーテ
 - パティスリー リヤン
 - そば処 いはの家(北方文化博物館内)
 - しょこら亭
 - 菓子工房マツサカヤ
 - SWEETS CAFE TOM’N CHI(スイーツ・カフェ・とむんち)
 - 笹周
 - にいつ駄菓子の駅
 - YUMERICO(ユメリコ)(割烹やまよし)
 - pain de neige(パン・ド・ネージュ)
 - 平山豆腐店
 - BERON COFFEE ROASTER(ベロンコーヒーロースター)
 - 栗原製菓
 - 細川洋蘭農園
 - まちのお惣菜屋さん mokmög(モックモグ)
 - お食事&コーヒー 大阪屋
 - 銘菓処 まつとく
 - くれーぷaco
 - 喫茶ショパン
 - お食事処 醍醐食堂(ダイゴショクドウ)
 - 花屋 里乃彩 心~kokoro~(サトノイロ ココロ)
 - COFFEE CITEN(コーヒー シテン)
 - 愛着珈琲出湯温泉喫茶室
 - 駄菓子や 昭和基地一丁目C57
 - 亀田公園
 - 桐子モダン ギャラリー((株)イシモクコーポレーション)
 - SanSan dogspace&cafe
 
cocomo(ココモ)ってなに?
「あ、ここも行ってみたい。」思わずそうつぶやいてしまうようなスポット・情報を発信するWebマガジンです。














