水の公園 福島潟
身近な場所で自然とふれあえる「福島潟」の自然学習園で体験学習!夏休みの自由研究にも最適です!キャンプやプールも気軽に楽しめてわくわく満載!
【夏休み”遊び場”特集!第1弾】
国の天然記念物であるオオヒシクイが飛来し、また最大2mもの葉をつけるオニバスが観察できることでも知られる、新潟市北区の「水の公園 福島潟」。
東京ディズニーランド5個分という広さの園内では、さまざまな生き物や植物と出会うことができ、お子さんはもちろん大人にとってもわくわくとドキドキがいっぱいの自然の宝庫。夏休みの遊び場として、自由研究の場として、ぜひ訪れてみたい場所の一つです。
広い園内を案内してくださったのは、水の駅「ビュー福島潟」の佐藤安男さん。
優しい笑顔を絶やさず、福島潟の楽しさ、面白さを知り尽くした事務局長さんです。
「福島潟」には大きく分けて3つのエリアがあります。それぞれの特徴を実際に歩きながらお話ししていただきました。
① 潟文化の森
② 自然学習園
③ 水辺の休憩広場
①潟文化の森
最初に、佐藤さんを訪ねて行った水の駅「ビュー福島潟」を含むエリアが「潟文化の森」です。自然と文化に関する創作と情報発信を行うエリア。らせん状のユニークな形のこの建物がよく知られていますよね。
「ビュー福島潟」の内部は、3階までが無料エリアで4階以上は有料となっています。
有料のエリアには潟の動植物や歴史について展示されています。4階の映像展示室では潟に据えられたライブカメラからの映像が映し出され、実際の動植物の様子を生で見ることができます。自分でカメラのズームを操作してぐっと近づけて見ることもできるので、夢中になってしまう人が続出!ぜひ試してみてくださいね。
5階、6階の企画展示室や展望ホール、そして屋上からの眺めなどわくわくポイントがいっぱいです。
3階の喫茶コーナー「まこも」は、店内で軽食やドリンクを注文することもできますが、お弁当などを持参しての利用もOK!これはうれしいですよね。お子さんの好物をお弁当に詰めて出かけて、食事を楽しみながら潟の動植物を眺めることができます。
2階と7階の女子トイレにはオムツ替え台が設置されているので、赤ちゃん連れでのお出かけも安心です。
それでは「ビュー福島潟」から外に出て、いよいよ「福島潟」へ。
もちろん1階のエントランスからもアクセスできますが、3階から出て直接潟へ向かうこともできます。3階の通路を渡った先にはエレベーターが設置されているのでベビーカーや車椅子での利用も安心ですよ。(若干の段差があるのでご注意ください)
道路を渡ってすぐに広がっている芝生広場はキャンプ場。週末などには色とりどりのテントが張られて賑わっているのを見かけた人も多いのでは。
テントやタープを設置したり、煮炊きを行う場合は事前の申し込みが必要ですが、料金は1人につきたったの200円!(小中高生100円)
人里に近くて安心な上、福島潟の自然ともふれあえて、お子さんの初めてのキャンプ体験にもぴったりですね。
キャンプ場の隣には、ヨシ葺き屋根の無料休憩施設の「潟来亭(かたらいてい)」が設置されています。昔の民家を再現した建物で、いろりを囲んでしばしまったり。居心地の良さについつい長居してしまう場所です。トイレは24時間利用できるので、キャンプ場利用の際も安心です。
②自然学習園
「潟来亭」を進み、広がる広大な自然学習園は、自然豊かな公園の中で遊べる上に自然の生態系に触れることができる公園です。多くの種類の野鳥や虫、植物などが観察できるので、足下の草やその下などじっくり観察してみましょう。水路にはアメリカザリガニやオタマジャクシの姿も。
取材の日にはオオヨシキリの鳴き声がよく響いていました。東南アジアから渡ってきて、「福島潟」で産卵、ヒナを育ててまた帰って行くのだと佐藤さんが教えてくださいました。そうと知ると、いつもは気にかけない鳥の声が急に愛しく感じられるから不思議です。ぜひ耳を澄ましてみてくださいね。
「自然学習園」は場所ごとに土地の性質が異なり、植物の種類や集まる動物も変化します。
例えば、自然学習園の一部は土地の水分を多めに保ち「湿生草原」と呼ばれていて、そこでは乾性の草地とは育つ植物の種類にも違いが見られます。それぞれにたくましく育つ植物やそこに宿る生き物の姿に目を向けてみるのは、大人にとっても良い経験になりました。
もう少し奥へ進むと「自然学習園の池」が現れます。ここでは水生植物などを使った浄化実験などが行われているほか、環境変化などにより少なくなってきている貴重な水生植物の保護を行っています。オニバスもここで育てられていて、まだ小さいうちは写真のように波板で仕切られた中でザリガニ等から守られています。
この場所は学校のグラウンド1個分より広いくらいの大きさ。いわば県内最大規模の巨大ビオトープです。自然に優しく動植物の住みやすい環境の維持のために、重機を使用せずボランティアの方々による手作業で自然にやさしい維持管理がされているそうです。
同じ「自然学習園」の中でも場所ごとで踏みしめる土の感覚が変わり、場所ごとに集まる動植物が変わっていくのを間近で見ることができるので、他にはない体験学習をすることができます。
さらに足を伸ばすと野鳥等の観察ができる「雁晴れ舎」があります。無料で利用でき、歩き疲れた足を休めたり、野鳥の観察を楽しんだり、気軽に立ち寄ることができますよ。
(開館時間は9:00~17:00。屋上、トイレは24時間利用可)
野鳥観察用の望遠鏡が設置されているので、遠くの鳥たちを見つけて観察してみてはいかがですか。壁にはその日観察された野鳥の種類が掲示されているのですが、「こんなにたくさん!?」と驚きますよね。
③水辺の休憩広場
最後に、ビュー福島潟の西側、放水路をはさんだ対岸に位置するエリアが「水辺の休憩広場」です。
このエリアには子ども達に大人気のプール、「遊水館」があります。
夏期は屋内プール、屋外プールどちらも利用でき、屋内には長さ43mのウォータースライダー、屋外には1周83mの流水プールがあり、どちらも大人気です。
「福島潟」で虫採りやザリガニ釣りで汗をかくのもよし、プールで涼しく遊ぶのもよし!その後は星を眺めてテントで眠るのも最高ですね。
いろんなアクティビティが体験できる「福島潟」へ、この夏ぜひ出かけてみませんか。
各施設の料金や営業時間、イベントなどについては「水の公園 福島潟」のWEBサイトからご覧ください。
スポット情報Spot Information
スポット名 |
水の公園 福島潟 |
---|---|
TEL・予約 |
025-387-1491(ビュー福島潟) |
住所 |
新潟市北区前新田乙493番地(ビュー福島潟) |
リンク |
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