阿彌陀瀬(あみだせ)
名物ご主人が打つ絶品そばのお店
今回お邪魔したのは五泉市の郊外。阿弥陀瀬地区にあるそば処「阿彌陀瀬(あみだせ)」さん。
市の中心から車で約30分。田園風景の中をしばらく進み「お店、あるの?」とちょっと不安になったころにお店が現れました。
ちょうどお昼時、すでに数台の車が駐車場に止まっていました。
のれんをくぐると能面がお出迎え。なんでも、ギャラリーを併設しているそう。
おそば屋さんらしからぬ風貌で迎えていただき、恐る恐る廊下を進むとさらに驚きが待っていました。
開けた空間はまるで小さな美術館のよう。クラシックが流れる店内は、古い人形やそば蕎麦猪口(そばちょく)、書籍や美術品が所狭しと並びます。
五泉市の山あいにこんな優雅な空間があったとは・・。
しばらくあっけに取られていましたが、気を取り直しておそばをいただきます。注文したのは「天ざる」(1,300円)。
そばに使うのは、こだわりの西会津の粉。のど越しを大切に、つなぎに小麦粉を少し使った「一九」そばです。
つゆは濃いめの甘目で、ご主人の石本さん曰く、女性が食べやすい味付けにしているそうです。口に運ぶと香ばしい素朴な香りが広がります。
細目のそばはつゆが絡んでとても美味しい。薬味のネギや辛味大根が甘いつゆと相性抜群です。
そして、一緒にお店を切り盛りする奥さんが作るてんぷらもまた絶品でした。
ナタネ油でサクッと揚げた旬の山菜や野菜は、ボリューム満点なのに油っこくなくどんどん食べられます。
初めてお邪魔しましたがすっかり優雅な空間に魅了されてしまいました。
さて、このお店のご主人・石本さんは、もともとは高校の先生をしてらしたそうです。
数多くある趣味の中で、定年後にそば打ちをいつの間にやら本業に。お店も元々は石本さんの生家なんだそう。
お話を聞いているうちに続々とお客さんが。味付けはもちろん素敵な店内ということもあって女性客が圧倒的に多いとか。
雪に包まれる12月末から3月末までは休業。そんなお店です。冬が来る前にまた来よう。
スポット情報Spot Information
スポット名 |
阿彌陀瀬(あみだせ) |
---|---|
TEL・予約 |
0250-58-7823 |
住所 |
五泉市阿弥陀瀬399-5 |
営業時間 |
11:30~17:00(蕎麦は14:00まで) |
定休日 |
火、水、木曜日(12月末から3月末まで休業) |
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