刈羽乙

活鯉料理・山菜料理 亀徳泉

県外からもリピーター多数!!大沢峠の絶品手打ちそば&鯉料理

大沢峠を走る県道67号線。大沢鍾乳洞からほど近いところに立つ「活鯉料理・手打ち十割そば」の看板がひときわ目を惹きます。この看板とのぼりに誘われるように坂を下って今回お訪ねしたのは亀徳泉(きとくせん)さん。
実はこちら、知る人ぞ知る料理人が腕をふるう名店なのでした。

 

にこやかな笑顔で迎えてくださったのは佐藤嗣久(つぐひさ)さん。
新潟市内と東京築地の一流料亭での修行を経て、現在は5代目店主として腕をふるっていらっしゃいます。5代目ということからもわかるように、亀徳泉の創業は明治13年と古く、2018年時点で138年の歴史を持つお店なのです。
峠の隠れ宿のようなお店に、これほどの料理人がいらっしゃったとは!現在は、東京の料亭での修行を終えた息子さん(6代目)も一緒に調理場に立っているとのことで、頼もしい限りですね。

さっそくお料理をご紹介いただきました。

 

まずは自慢の鯉料理。鯉の甘露煮、鯉の洗い、そして鯉こく。しっかりと濃い口の、それでいて上品な味の甘露煮は、思わず隅々まで身をこそげ取って食べ尽くしてしまうおいしさ。鯉こくは、箸ですくうとぷるぷるとした身がとろけそうです。そして、鯉の洗い!コリコリとした食感は新鮮な鯉ならでは。どの料理も臭みなどまったくなく、「鯉ってこんなにおいしかったんですか!」と感嘆の声がもれてしまいました。県外からのリピーターも多いと聞いて納得の料理ばかりです。
この3品に膳菜がついて、料金は3300円(税込)。ほかに昼のおまかせコース6050円(税込)、夜のおまかせコース6600円(税込)や、各種単品でもご注文ができます。

 

こだわりの西会津産100%そば粉の手打ち十割そばも亀徳泉自慢の一品で、そばそのものの風味がひろがって、そば好きにはたまりません。旬の天ぷら3品(今回は山ミョウガ、なす、かぼちゃ)と小鉢がついて1540円(税込)。新そばは例年11月初旬からとのことです。

10月上旬~12月下旬にかけて期間限定の人気メニュー「きのこそば」も登場。スーパー等では手に入らない100%天然きのこたっぷりのメニューで、この料理目当てに何度も訪れるお客様も多いそうです。

 

亀徳泉さんの料理のおいしさは「水のおかげ」と佐藤さん。

初代が鉱泉を掘り当て湯治場を開いたのが亀徳泉の始まりだそうで、お店の前に流れる清らかな水はこの夏の猛暑にも涸れることなく、こんこんと湧き続けました。年間を通じて10度前後と温度が一定していて、夏は冷たく、冬は少し和らいで感じるその水が鯉にもそばにも最適で、氷水要らず。使用する鯉は、すべてこの湧き水に1週間以上放ち、泥とエサを吐かせてきれいな状態になってから調理をするので、臭みのまったくないおいしい料理になるんですね。

ちなみに、亀徳泉さんにはお風呂もあり500円(税込)で利用できるので、お料理とお風呂でゆったりくつろぎの時間を楽しむのもいいですね。(2022年4月現在、お風呂の利用は休止中)

携帯電話の電波も届かない場所なので、日常のあれこれからちょっと離れたい、そんな時、大沢峠の亀徳泉、ぜひお訪ねになってみてください。

オフィシャルホームページはこちら♪

スポット情報Spot Information

スポット名

活鯉料理・山菜料理 亀徳泉

TEL・予約

0256-57-2971

住所

五泉市刈羽乙1360

営業時間

11:00~18:00 ※18時以降は要予約

定休日

火曜 ※祝日の場合は営業

リンク

website

この記事をシェアする

他の記事を探す

cocomo(ココモ)ってなに?

「あ、ここも行ってみたい。」思わずそうつぶやいてしまうようなスポット・情報を発信するWebマガジンです。

【運営会社】
越後天然ガス株式会社が運営しています

【協力企業】
越後プロパン 白根ガス

モアモアショップ

Instagram

NIITSUテイクアウトどっとこむ