吉田鴻巣

村の洋食屋 かりん亭

フレンチの父とイタリアンの息子さん、親子2代のコンビネーションで大人気!『村の洋食屋 かりん亭』さんで、ふるっふるのたんぽぽオムライスを揺らしてみたい!

燕市吉田の国道116号線沿いに、こんな三角屋根のお店があるのをご存じですか?お店の名前は『村の洋食屋 かりん亭』さん。洋食屋さんといえばあれ!というくらい人気の料理オムライスやハンバーグ、スパゲッティが大評判のお店です。
今年(2024年)で30周年を迎える歴史あるお店なのでよく知っている、いつも行っているという人もきっと少なくないですよね。

今回は、店長の増田勝幸さんにお話をうかがってきましたので、さっそくご紹介します。

『村の洋食屋 かりん亭』さんの創業は1994年。それまでずっとフランス料理の道を歩んできた、勝幸さんの父・安彦さんが燕市の田中新で独立開業したのが始まりでした。
その後、道路拡張の為2004年に現在の場所に移転。2011年3月末からは勝幸さんも加わって現在に至ります。

勝幸さんは、父の背中を見て幼少期から料理の道を志し、高校卒業後、大阪の辻調理師専門学校で学び、その学校の講師を務めていたシェフが営む京都の老舗イタリア料理店に就職。さらに百貨店の洋食屋、スペインバルなど数店で6年程の修行期間を経ての帰還でした。

店内には昔から絵を描くのが好きだったという勝幸さん自作のチョークアートが。

『かりん亭』という店名の由来は、安彦さんが静岡で任されていたフランス料理店の名前の一つだそうで、当時のお客様達に今も元気でやっていますということが伝われば、という想いを込めてつけられた名前なのだそうです。
こんな逸話からも、お客様を大切にする姿勢がうかがい知れますが、実はお客様重視の想いはメニューのレパートリーにも表れているんです。

父から息子へ伝えた大切な事の一つが「待つ時間も美味い、不味いにつながる」ということ。料理自体の美味しさだけでなく、お客様に待ち時間を感じさせないことが美味しく食べていただくために大事。
だからこそ『かりん亭』さんの料理が運ばれてくるまでの時間の短さには驚かされます。お客さんにとっては何よりうれしいサービスですよね。

では、とくに人気のメニューをいくつかご紹介します!


まずは『かりん亭』さんの代名詞と言っても過言ではないほどの看板メニューがこちら「タンポポオムライス」です。 思わず二度見してしまうくらい大きなオムレツはフワットロ!静止画ではお伝えできないのが残念ですが、これを注文したお客さんは、まずお皿を手で揺すって、このオムレツがプルプル揺れる様子を動画に撮る人が多いそうですよ。そうしたくなるのが納得のビッグサイズ、そしてプルプル感なんです。

ケチャップライスに自家製ミートソースをかけ、ソーセージをトッピング。その上にこのふわっとして中はとろっとろのオムレツをのせ、ケチャップがかかっている贅沢なオムライスです。ケチャップの甘味と酸味が全体の味を引き締めていて大満足。オムライス好きな人はもちろん、それほどでも~という人にもぜひ味わってもいらいたい美味しさ&食感です。


たまにはちょっと変わったオムライスがいいなという時には、はい、こちら「オムライスグラタン」はいかがですか。卵とホワイトソース、そしてチーズのハーモニーに思わずにんまり♪ですよ。


続いてご紹介するのは「ハンバーグスパゲッティ」です。洋食屋さんの王道メニュー、ハンバーグとナポリタンがコンビになっちゃった一品です。ね、たまらないでしょう。ナポリタンの上にハンバーグがのっかって、特製デミグラスソースとチーズがかかっているんですが、このハンバーグはなんと130g!え、単品メニューで出せるボリュームじゃないですか。

ここまで読んでくださった方、オムライスにしようか、ハンバーグスパゲッティにしようか迷い始めてしまったんじゃないかと思います。
そうなんです。『かりん亭』さんで何に時間がかかるかって、調理時間じゃないんです。お客さんがメニューを選ぶのに目移りしちゃってかかる時間の方が長いんじゃないかってくらい、美味しいメニューがずらり、なんです。

「タンポポオムライス」や「ハンバーグスパゲッティ」はランチセットにすることも可能。
スパゲッティのセットの場合、サラダ、スープ、ドリンク、そして自家製タルタルをたっぷりのせたタルタルトーストが付いてきます。
(オムライスランチの場合は、タルタルトーストは付きません)
詳しくはメニューをご覧くださいね。

短期間で閉店してしまう飲食店も多いなか、30年という長きにわたって店を続けてきた父のことを、「すごいなあの一言です」と語る勝幸さんに、今後の目標をお聞きしてみました。
お父様はフランス料理、勝幸さんはイタリア料理の経験を積んで来られたというお二人のコンビネーションなら、なんでもできそうじゃないですか?と質問を振ると、

「お客様に対して腕自慢になっちゃいけないと(父から)言われるんです。自分はこれができる、やりたい、といって自己アピールに走ってしまうと、結局お客様を余計にお待たせしてしまうことになるので。なので、メニューを増やすよりむしろ絞るくらいのつもりでいくつもりです」
と、あくまでお客様ファーストの姿勢を貫く答えを頂きました。

国道116号線沿い、燕市吉田の、アットホームで気張らずに美味しい洋食が味わえる『村の洋食屋 かりん亭』さんです。テイクアウトもできますよ!ぜひお立ち寄りください。

スポット情報Spot Information

スポット名

村の洋食屋 かりん亭

TEL・予約

0256-92-6076

住所

燕市吉田鴻巣405-3

営業時間

11:00~21:00(LO 20:30)

定休日

火曜(不定休あり/SNSでご案内)

リンク

instagram

この記事をシェアする

他の記事を探す

cocomo(ココモ)ってなに?

「あ、ここも行ってみたい。」思わずそうつぶやいてしまうようなスポット・情報を発信するWebマガジンです。

【運営会社】
越後天然ガス株式会社が運営しています

【協力企業】
越後プロパン 白根ガス

モアモアショップ

Instagram

NIITSUテイクアウトどっとこむ