祖父興野

千の月

元割烹の板長だから出せる料理。通いたくなる味 “千の月”

信濃川沿いの三条小須戸線から祖父興野を曽野木団地方向へ曲がった所に、隠れ家的名店『千の月』があります。

店主の横山雅章さんは、35年にわたって和食の道を極めてきた元・割烹の板長さん。2011年5月にこの場所に『千の月』をオープンして10年目を迎えました。

店名の由来をお聞きすると、「いろんな夜」という意味で、うれしい夜も悲しい夜もここへおいでという気持ちで名づけたのだと教えてくださいました。誰にもいろんな夜が訪れます。千の月は年始以外は無休。どんな心の夜でも、あたたかく迎えてくれるのです。

真っ赤な暖簾をくぐると、店内へは靴を脱いで上がるスタイル。足を伸ばしてくつろいでもよし、お子さま連れでも安心。実家でわいわいと集まるような居心地のよさが漂っています。

和食の板長さんとご紹介しましたが、『千の月』のメニューは実にバラエティーに富んでいて、和はもちろん、洋・中・定食から丼、パスタ、ラーメンまで。一品料理の種類も多く目移りしてしまいます。ラーメンはオリジナル麺をオーダーしているというこだわり派。麻婆ラーメンはとくに人気メニューの一つです。

そんな豊富なメニューの中から、今回は北出丼(1,000円)、自家製スモークチーズ(350円)、自家製ピザ(700円)の3種類をご紹介します。

北出丼というのは、ラグビー日本代表の北出卓也選手が勝負飯として食べていたことで話題になった丼飯で、ご飯の上に明太子、しらす、高菜、ネギ、卵黄がたっぷり。さらにごま油の香ばしさがなんとも食欲をそそる一品です。具材を全部混ぜて召し上がれ。

あおさの味噌汁、漬物、フルーツが付いていて、この味噌汁もとにかく美味!ぜひご賞味ください。

2時間かけて燻製するという自家製スモークチーズは、ちょっと驚くくらいの厚みで提供されます。燻製の奥深い香りとまろやかな風味。ついついビールにも手が伸びてしまいそう。

ビールは、他ではなかなか味わえないスプリングバレーブルワリーのラインナップを揃えています。写真に写っているのは“496”と“アフターダーク”。ビール好きの方、ぜひ!

5種類のチーズをふんだんに使ったチーズピザも自家製で、これまたぺろりと平らげてしまえる美味しさです。5種類のチーズが織りなす味わい深さを楽しんで!

寒くなるこれからは、予約すれば野鴨鍋(6,000円)やすっぽん鍋(12,000円位)なども味わえますよ。いずれも横山さんの手でさばいているので新鮮。4~5人でどうぞ。

さて、店内でひときわ存在感を放っているのが、これ。“笑わない男”として人気者になったラグビー日本代表の稲垣啓太選手のユニフォームとサインではないですか。初めて日本代表に選ばれたときの、オールブラックス戦で着用した物だとか!
そんな貴重な物がなぜここに?なんと、稲垣選手は店主の横山さんのお身内なんだそうです。稲垣選手が帰省すると『千の月』に親戚の皆さんが集まってわいわいやるんだとか。

メニューも話題も豊富すぎるほどたくさんな千の月。まだまだ隠されたポテンシャルの高さを発見できるかも。ぜひ、ご自身で確かめてみてください。

スポット情報Spot Information

スポット名

千の月

TEL・予約

025-285-3655

住所

新潟市江南区祖父興野150-6

営業時間

11:30~14:00、17:00~23:00

定休日

なし

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