カレーとごまどうふの店 石本商店
“ごまうふふ”の石本商店さんが、『カレーとごまどうふの店 石本商店』になった!袋津に誕生した美味しくてお洒落なスポット。行かなくちゃ!
cocomoで以前ご紹介した江南区袋津の『石本商店』さん。金物屋さんでありながら名物は手作りのごまどうふ、しかも大人気ですぐ売り切れてしまうというお店でした。店主の大島史也(ふみや)さんは、祖父が長年続けてきたごまどうふ作りを受け継ぐため東京からUターンしてきたという人。ごまどうふをデザートとして気軽に食べられると人気の「ごまうふふ」の生みの親です。

(2019年7月取材時の大島さん)
その大島さん、アナウンサーだった奥様、梢絵(こずえ)さんと結婚。梢絵さんは会社を退職し、2人でカレー屋さんを始めちゃったのだから驚きです。ごまどうふも引き続き製造販売を続けているので、2人が始めたお店の名前は『カレーとごまどうふの店 石本商店』。


これは直撃してお話を聴かなくては!と訪ねてみると、外観は以前のまま!でもテイクアウト用の受付窓ができていたり、懐かしさを残しながらもお洒落に改装されています。そして、一番大きな変化は駐車場ができたこと!車で行きやすくなってお客様も大喜びですね。

いざ店内に入ってびっくり!こんなにスタイリッシュなお店に様変わりしていました。真ん中の大きなテーブルは、改装工事を請け負ってくれた大工の棟梁の手作り品なのだそう。知らない同士のお客さんが、一つのテーブルを囲むスタイルっていいですね。

加えてカウンター席も4席。店内のデザインは、特に設計士さんにお願いしたりせず、自分達と棟梁とで相談しながら進めたと聞いてさらに驚きです。お2人のセンスの良さに脱帽!

SNSでの交流から意気投合して交際に発展し、結婚に至ったという2人。史也さんが「お店をやりたい」と話したことから、楽しい計画がスタートしたのだそう。「ごまどうふを扱っているので和食系も考えたんですけど、やっぱり2人とも好きで、毎日食べても食べ飽きないものがいいということで、カレーになりました」と梢絵さん。
お店を改装してカレー屋を始めたいと、祖父母になかなか言い出せずにいた史也さんでしたが、いざ話してみると祖母はすぐに賛成してくれたそう。2人の将来を思うが故にちょっと難色を示したという祖父も、改装を終えたお店を見て「こんな風になるなんて」と驚き、喜んでくれました。

天井の立派な2本の梁は、以前のお店の天井にあったものを、そのまま残したのだそう。古い天井板を剥がしてこの梁が姿を現したのを見たときに、木の温もりを感じられる現在のお店のイメージが固まったといいます。

カレー作りの勉強は、カレー屋をやると決めてから始めたという大島さん夫妻。県外のカレー店を訪ね歩き、スパイスカレーの試作を繰り返しました。そして、イベントでの出店などで除助走運転をし、お客様の反応なども確かめた上で、今年(2020年)7月9日、ついにOPENの日を迎えました。

一番の人気メニューは、2種類のカレーがかかった“2種あいがけカレー”、“特製ごまうふふデザート”、“ドリンク”がセットになった“カレーとごまうふふのセット”(2,000円)。限定15~20食のみの販売です。
カレーは週替わりで、同じものはおそらく2度登場しないそうなので、これはもう一期一会のカレー。この日は和風キーマカレーと和風えびカレーの登板でした。思わず唸ってしまう美味しさ!料理ってセンスの良さで決まるんだと実感しました。
その他、カレー単品や各種ドリンク(ふみやのクラフトコーラ、こずえのラッシーなど、ぜひ味わってみてください)メニューもありますよ!

ちなみにこの日のごまどうふデザートは、白ごまどうふにアイスクリームをのせ、エスプレッソソースをたっぷり。さらにピスタチオをトッピングしたもの。この美味しさもまた格別な味でした。

カレーとごまどうふはテイクアウトもでき、入り口横の小窓からも購入できます。学校帰りの小学生がひょっこり顔を覗かせ、梢絵さんとおしゃべりして帰って行く様子がとてもほほえましい石本商店さんでした。
石本商店さんの所在地は「迷路の町」としても知られる江南区袋津。周辺の散策も楽しみながらぜひお訪ねください。
スポット情報Spot Information
スポット名 |
カレーとごまどうふの店 石本商店 |
|---|---|
住所 |
新潟市江南区袋津2-3-11 |
営業時間 |
11:00~14:00 |
定休日 |
月・火・水曜 |
リンク |
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