寿町

コテージマム

加茂の街中で山小屋の雰囲気が楽しめる『コテージマム』でゆったりのんびり自分の時間を過ごしませんか。

加茂市寿町バス停の目の前、山小屋風のたたずまいを見せるこちらの喫茶店は、その名も『コテージマム』。30年以上もこの場所で変わらぬ存在感を示し続け、加茂市民の皆さんにとっておなじみのあのお店です。看板メニューのパングラタンが絶品と聞きつけ、さっそくおじゃましてきました。

出迎えてくださったのは店主の桒原千春さん、玲子さんご夫妻。穏やかな笑顔がとても印象的なお二人です。
開店は1986年(昭和61年)。高校時代から将来は喫茶店を開きたいという夢を抱いていた桒原さんは、専門学校へ通いながら加茂駅前の名店『ピノキオ』さんでアルバイトを始め、卒業後もそのまま同店に就職。5年にわたって喫茶店修業を積んだ後、23才で独立。この『コテージマム』をオープンしました。
店名は「山小屋の奥さん」という意味で、女性のお客様がのんびりくつろいで過ごせるお店にしたいという思いを込めて名付けたのだそうです。

お店の開店とほぼ同時に玲子さんと結婚。それまで美容師として働いていた玲子さんでしたが、退職して桒原さんと一緒に『コテージマム』で働くことになったそうです。「それはかなり勇気が必要だったでしょうね」と思わず感想を漏らすと、桒原さんは「ありがとうの言葉しかないですね」、玲子さんは「今思うと大したこともできなくて申し訳なかったなあと思います」と、お互いを思いやる言葉が。 以前はアルバイトの人も雇っていたそうですが、現在は夫婦二人で切り盛りしているというご夫妻は、体が動く限り、長く続けていきたいと話してくださいました。

『コテージマム』は当初グラタンの店としてスタートしたそうで、看板メニューといえば この“パングラタン”。
写真はパングラタン たまごベーコン(715円/税込)。小さいサイズも(605円/税込)あるので、その日のお腹の空き具合で選べるのがうれしいですね。パングラタンだけでも他にコーンベーコン、花やさい(カレー味)など複数の種類があり、スイーツやドリンクまで含むメニュー全体ではなんと140種類もあるのだとか。 「お客さんの希望に応えたりしているうちにだんだん増えちゃいましたね。それぞれのメニューに、「来たら必ずこれを選ぶ」というお客さんがけっこういらっしゃるので、そのお一人のために外せないものもある」と笑う桒原さん。

また、食事系だけでなくパフェなどのスイーツ類も豊富。
昭和を思い出させる懐かしい喫茶店が注目を集めている昨今、「昔からこのまんまです」というメニューをぜひ楽しんでみてはいかがでしょう。

メニュー表は、以前アルバイトに来ていた学生さんが描いてくれたという手描きのもの。ひとつひとつのイラストからはお店に対する愛情が感じられとてもいい味を出しています。ページをめくって眺めているとほんわか温かな気持ちになれますよ。

店内は広く、カウンターとその前の窓際に置かれたテーブル席。それに加えて薪ストーブのあるホールにもテーブル席が据えられ、吹き抜けの天井も広い空間演出に一役買っています。ゆったりと過ごせる雰囲気がいかにも昔ながらの喫茶店という感じ。加茂の街中にありながら、一歩店内に入るとそこは街の喧騒から切り離された山小屋時間。せわしない日常から逃れて、美味しいグラタンなどいかがですか。

スポット情報Spot Information

スポット名

コテージマム

TEL・予約

0256-52-9992

住所

加茂市寿町7-45

営業時間

10:00~21:00(ラストオーダー 20:30)

定休日

木曜日、他不定休

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