2023.7.14 新潟市秋葉区新津東町

UNE HUIT CAFE（アン・ユイット・カフェ）

秋葉区新津東町にランチ＆ディナーを気軽に楽しめる新店誕生。ワイン好きな人はもちろんこれから始めてみたい人にもオススメ！新津東町の『UNE HUIT CAFE』（アン・ユイット・カフェ）

駐車場あり

秋葉区の住宅地の一角に、真っ白な壁が爽やかな『UNE HUIT CAFE』（アン・ユイット・カフェ）さんが2023年3月1日にOPEN。外の植栽も若くてかわいらしい、初々しさいっぱいのお店に興味津々、さっそくおじゃましてきました！

店内は白とウッディな色合いを基調とした明るい空間。
肩肘張らず気軽にくつろげるお店は、ドアを開けた瞬間にわかりますよね。まさにそんな感じの雰囲気です。入店してすぐに目に飛び込んでくる厨房もオープンな印象で、スタッフさんの仕事ぶりに美味しさへの期待が増してきます。
さっそく店主の玉木和哉さんにお話しをうかがいました。

店主の玉木さんは、新潟の調理師専門学校を卒業後、実家の家業である割烹を手伝います。その後、自身の成長のためにご実家の割烹から離れ、他の飲食店に勤務。2年ほどたった頃、たまたま訪れたビストロの料理とワインの美味しさに感銘を受け、その店で働くことになります。そこで約10年間、ワインについて学び、フレンチ、イタリアン系の料理の腕を磨きました。
さらに次のステージを目指してカフェレストラン、カジュアルレストランも経験。料理長を務めるまでになり自信もついた頃、新型コロナウイルスの猛威が世界中を襲い、国内の飲食業界も多大な影響を受けてしまいます。

そろそろ独立開業というビジョンを描いていた玉木さんでしたが、そこでひとまず産婦人科医院の料理作りという一風変わった職場へ転職。そこは妊産婦さんから「入院中のお料理の良さでこの病院に決めました。」と言われるほど料理の美味しさに定評のある病院で、和食、洋食などジャンル別にシェフがいるなど、「まるでホテルのレストランの厨房のようでした。」と玉木さんは話します。
この職場では和洋中の料理作りだけでなく、おやつ用のデザート作りにも励み、様々なデザートを考案、提供したそうです。「同じデザートを出したことはないです。」というほどレパートリーを広げたこともまた、自信に繋がる経験となったと言います。

そして約3年たった今年（2023年）3月、玉木さんはついに自身の店『UNE HUIT CAFE』（アン・ユイット・カフェ）をOPENしました。
店名はフランス語で「UNE」が「1」、「HUIT」が「8」の意味。「1と8で僕の名前の “かずや” なんです。」とこっそり教えてくださいました。そういえば、お店のロゴにもさりげなく数字の1と8が描かれています。そういう意味だったんですね！
また「CAFE」というのはフランスのカフェのように、「食事もお酒もデザートもしっかり楽しめる店」というコンセプトを表しているとのこと。
それではメニューの一端をご紹介しましょう。

ランチメニューで人気なのがこちらの「ハンバーグとエビフライ」。写真のほかにライスとドリンクが付いています。洋食屋さん風のメニューですがハンバーグはフランス風ハンバーグに仕上げており、ひと味違う一品となっています。
主役のハンバーグとそそり立つエビ。そしてマッシュポテト、ラタトゥイユ、キャロットラペ、そしてたっぷりの生野菜。お皿に盛りだくさんの料理が載って運ばれてくると思わず「わあ！」と声が出てしまいそうです。

これらの料理はもちろん、添えられたタルタルソースやサラダのドレッシングに至るまで、すべてが自家製。そのため玉木さんは休みの日も返上で料理の仕込みに追われる毎日だそうですが、とても楽しそうに料理について教えてくださいました。根っから料理がお好きなんですね。

この日のランチには他に「牛すじ肉と焼き野菜のスパイシーカレー」や、自家製パンとスープ付きの数量限定「キッシュといろいろ惣菜」などしっかり食べられるメニューが並び、どれもプラス350円でデザートも楽しめるというお得な内容となっています。
ちなみにデザートメニューは「越後姫のロールケーキ」に「クレームブリュレチーズケーキ」、「キャラメルプリン」、「自家製アイス（ミルクジェラートor越後姫のミルクジェラート）」でした。これはどれにしようか迷っちゃいますよね！現在ランチメニューは基本的には固定ですが、週替わりメニューなどにも取り組みたいということなので、さらに楽しみが広がりそうです！

そしてディナータイムには、ふらっと飲みに立ち寄りたくなるような、気軽にオーダーできるアラカルトがたくさん。どれもとてもリーズナブルなことに驚きです。フレンチ寄りの料理が多いメニュー内容ながら、居酒屋並みの料金で満足できそう！
また、男性、女性ともにお一人様のお客様も珍しくないというお話には大いに納得しました。

『UNE HUIT CAFE』さんの自慢は料理だけではありません。そう、ワインです！
玉木さんオススメのワインが現在約40種類ほど用意されています。お客様の好みに合わせて少しずつ整理していきたいとのことで、将来的にはナチュラルワインが中心のラインナップになっていくそうですよ。
夜はもちろん、昼飲みもOKということなので、ランチと一緒にオススメのワインを1杯なんていかがでしょうか。グラスワインは飲みやすいものをセレクトしているそうなので、興味のある方はぜひ遠慮なく聞いてみてくださいね。
もちろんワイン以外の飲み物も多数用意されています。それぞれがお好きなドリンクを選んで楽しむことができますよ。

繁華街でなく住宅地のこの場所を選んだ理由をお聞きすると、「周りの方たちも新しくこの辺りに住み始めた方たちなので、同じくらいの年代の方が多く、この店と一緒に年齢を重ねていってもらえる、その感じがいいなあと思って。」と玉木さんは話します。
これから地域の歴史が重ねられていくそのコミュニティーの中に、確かな存在として『UNE HUIT CAFE』さんがそこに在るって、素敵ですね。
気張らずくつろいで美味しい料理を楽しめる。そんな、ふらっと立ち寄れるお店がまた1軒。ぜひリストに加えておいてはいかがでしょうか。

スポット情報Spot Information

スポット名	UNE HUIT CAFE（アン・ユイット・カフェ）
TEL・予約	0250-28-0865
住所	新潟市秋葉区新津東町2-2-3-2
営業時間	11:00～14:30、18:00～21:00
定休日	月曜、不定休
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