パティスリー リヤン
秋葉区荻川『パティスリーリヤン』さんの看板商品「リヤンロール」は口の中でスーッと消える極上の食感。デコレーションにこだわったケーキと共に、手土産にいかがでしょうか。
2024年7月、秋葉区の荻川エリアにケーキと焼き菓子のお店『パティスリーリヤン』さんが誕生しました。
国道403号線の荻川駅西入口交差点を荻川方面へ進み、荻川小学校を過ぎてすぐの場所なので、荻川の玄関と言ってもいいくらい、とてもわかりやすい場所です。
黒を基調とした店内にずらりと並ぶ焼き菓子。そしてショーケースの中には色とりどりのケーキが陳列されています。窓からは明るい光が差し込み、商品ひとつひとつの魅力をさらに引き出しています。
お訪ねしたのが10月だったので、ハロウィーンの飾り付けが施されていました。
ハロウィーン、そしてクリスマス、お正月と、お菓子やケーキを楽しむ機会が増えるシーズン。大人でもなんだかわくわくしちゃいますよね。
きれいにデコレーションされたケーキの数々。ショーケースをのぞいた瞬間思わず「わあっ!」と歓声がこぼれてしまいました。
「お客様に“わあっ!”って言っていただきたいと思いながらケーキを作っています。」とシェフ・パティシエで店主の笠井雄太さん。お客様が箱を開けたときの感動をとても大切にしているそうで、ケーキのデコレーションは角を作って高さを出し、立体的に飾る工夫を凝らしているそうですよ。この美しいケーキたちに思わず声が出てしまうのもおわかりいただけますよね。
笠井さんは専門学校を卒業した後、新潟県内でも特に名前の知れたパティスリー3店で通算16年間修行を積み、今年ついに独立。自身の店『パティスリー リヤン』をオープンしました。16年の修行期間中は、お菓子作りの基礎から最終的には経営戦略のノウハウに至るまでいろんな勉強をさせてもらったと、感謝の気持ちで当時を振り返ります。
25才の時、同じ専門学校出身の由貴さんと結婚。由貴さんもまた別の店でパティシエとして働く同業者でした。
笠井さんは、決して楽ではない菓子職人の仕事でこれから先家族を養っていけるのかと不安になり、真剣に転職を考えたこともあったのだそうです。
しかし、当時の勤め先の専務(現社長)が「奥さんもパティシエなんだったら夫婦でやったら?」と背中を押してくれ、結婚後も同じ道を進むことを決意。
ご夫婦でお店を開く、その夢がついに叶ったのが『パティスリー リヤン』なんですね。
店名の「リヤン」はフランス語で「絆」・「ご縁」といった意味。
「いろんな人に助けてもらって生きてきましたから。人は1人では生きていけないですよね。」という笠井さんらしい名前です。
笠井さんは荻川出身なので、お店の場所選びも即決。お世話になった人たちに恩を返したいと、生まれ育った荻川でお店を出したいと思っていたそうです。ずっと空き地だった場所を地主さんに直接交渉をして開業に至りました。
そんな笠井さんが店の看板商品として紹介してくださったのがこちら。お店の名前を戴く「リヤンロール」です。
店を持ったら看板商品にしたいとずっと考えていたそうで、「口の中でスーッと消えるロールケーキを作りたくて、完成まで1年半かかりました。」という自信の逸品。テレビ等でも紹介されて人気に火がつきました。
「ロールケーキは手土産に喜ばれるし、切り分けて食べられる。色んなシチュエーションに合うから看板商品にしたいと思っていました。」と話します。
リヤンロールは、焼き目の面が外側にくる「表巻き」という作り方で、生地が割れたりしないよう細心の注意を要するそうですが、あえて難しい方法を選んだのは笠井さんのこだわりポイントです。それだけ繊細に仕上げられたロールケーキ、ぜひこの口どけを味わってみてください。
また、ショーケースで四季を表現したいと、ケースの上段には季節のフルーツをふんだんに盛り付けたフルーツタルトが並びます。季節によって変わるので、何度訪れても新しいものに出会える楽しみがありますね。
伺った日に並んでいたのは「洋梨とキャラメルカスタードのタルト」、「シャインマスカットのタルト」、「越の雫とマスカルポーネクリームのタルト」、「安納芋のモンブランタルト」の4種のタルト。晩夏から秋にかけての美味しさが勢揃いしていました。
シャインマスカットはわざわざ長野の高地産の高級種を取り寄せるなど、素材のひとつひとつも厳選したものを使用しています。また、洋梨はスタッフさんのお宅が経営する果樹園で育った、もぎたて新鮮なものを使っているので、季節が進めば品種を替えて違った味わいも楽しめるそうです。
土・日・祝日限定で、特製のクロワッサンを販売しているほか、いずれは暑い時期にジェラートなども販売できるようにしたいと、わくわくするような展開を考えている笠井さん。ますます目が離せませんね。
美味しいもの、甘いもの、きれいなものは心を豊かにしてくれます。家族や友達、そして自分自身の大切な日に「わあっ!」とうれしい歓声が上がる『パティスリー リヤン』のケーキをぜひどうぞ!
スポット情報Spot Information
スポット名 |
パティスリー リヤン |
---|---|
TEL・予約 |
0250-24-2840 |
住所 |
新潟市秋葉区あおば通り1-7-10 |
営業時間 |
10:00~18:00 |
定休日 |
月曜定休、火曜不定休(Instagramにてお知らせしています) |
リンク |
この記事をシェアする
人気記事ランキング
- bubu食堂コリアンレストラン
- UNE HUIT CAFE(アン・ユイット・カフェ)
- にいつ駄菓子の駅
- 菓子工房 いち華
- ゑびす屋(すにーかー倉庫×アウトレット)
- 小さなケーキ屋さん パティスリーMerrily
- たのしいスーパー エスマート
- お菓子のきりん堂 Free Style Patisserie L.P.S
- 中華食彩 なな福
- しょこら亭
- パティスリー リヤン
- 村の洋食屋 かりん亭
- いも奉行 ごせん
- 五泉名物とりかん
- 田中肉店
- 北川製餡所
- 平山豆腐店
- 石碾き蕎麦 越水(こしみず)
- らーめん流れ星
- レストラン ムッシュ
- GALVO(ガルボ)
- 『ちいさなお菓子屋さんWAYOGASHIのABE』
- 和み中国料理 桃林
- パティスリー&レストラン MAMEFUKU(まめふく)
- 駄菓子や 昭和基地一丁目C57
- ラーメンしん
- 栗原製菓
- お食事処 ほっとハウス
- そば処 志のぶ
- 中華そば さぶろう
- pain de neige(パン・ド・ネージュ)
- お昼ごはん 時々 夜ごはん TAMARIBA(タマリバの台所)
- かめじま珈琲(カフェ)
- 徳永とうふ店
- コテージマム
- 里山ハーモニー 奏の家
- BOB HOUSE(ボブハウス)
- 喫茶Loie
- 五頭山麓御食事処 山清水
- Petit canard(プティ カナール)
- メンドコロ スガ井
- フジイ菓子店(ケーキの店フジイ)
- 三川観光きのこ園
- そば処 やまと茶屋
- 肉料理と魚 CARAVAN(キャラバン)
- くれーぷaco
- SWEETS CAFE TOM’N CHI(スイーツ・カフェ・とむんち)
- 手づくりパン・ジェラートClair(クレール)
- Cristal Mûre(クリスタルミュール)
- 割烹 大倉屋
cocomo(ココモ)ってなに?
「あ、ここも行ってみたい。」思わずそうつぶやいてしまうようなスポット・情報を発信するWebマガジンです。