喫茶Loie
昼はクラシック、夕方からはジャズ。ソファに身を沈めて過ごす一人時間が最高です。『喫茶Loie』
江南区横越のよこごし公園や横越総合体育館からほど近い場所にある、小さな喫茶店『喫茶Loie』さん。
丁寧に淹れてくれたおいしいコーヒーと素敵な音楽と一緒に、ゆったりとくつろげると噂のお店です。
今回はそんな『喫茶 Loie』さんにおじゃましてきました。
オープンは2022年5月。元々コーヒーが好きで豆の焙煎まで自分で行っていたというオーナーの松永和(まつなが・ひとし)さん。前職を退職したのを機に喫茶店を始めることにしたのだそうです。
店の設計は建築士である父から紹介してもらった設計士さんに依頼し、ぬくもりが感じられるウッディーな空間を創り上げました。照明もあたたかな色で揃え、テーブル席にはゆったりと座れるソファーを使用。一目見ただけで居心地の良さが伝わってきます。
「儲けがどうとかより、お客様にゆっくりくつろいで過ごしていただきたいので、そういう風に作ったんです。ゆっくり過ごしていただけるとうれしいです。」と松永さんはいいます。
店の一番奥には大きなスピーカーが置かれ、店内には程よい音量でクラシック音楽が流れています。
スピーカーの左側の棚にはジャズ、右側にはクラシックのCDがずらり。
開店から15時くらいまではクラシック、それ以降はジャズを流しています。
ジャズやクラシック好きのお客様も多く、たまに曲のリクエストを受けるそうですよ。
オーナーの松永さんに昔からジャズやクラシックがお好きだったのかお聞きすると、「学生の頃まではロックとか聴いていたんですけど、大学時代の終わり頃にちょっとサックスを習っていて、それでサックスを聴くならジャズかなって、そんな理由でジャズを聴くようになったんですよね。クラシックも大学の時にバッハを聴いて、なんか感銘を受けてそこからですね。でも、ジャズもクラシックも、この店をやるようになって聴き方というか選び方が変わりました。」と話します。
前:ジャズCD 奥:クラシックCD
ひと際目を惹く、あの大きなスピーカーやオーディオセット。
「お店のために自宅にあったものをそのままもってきたんです。実は中学生の頃から実家にあって、父親が買ったんですけど誰も使わなくて、結局僕が使っていたんですよ。」と話します。
『喫茶Loie』さんにはハンドメイド雑貨やアンティーク雑貨の展示コーナーもあって、こちらで展示販売されている布雑貨等はほとんどが松永さんの母の満喜子さんの作品なのだそうです。 また、茶碗、器などのアンティークな雑貨類は松永さんの祖父が収集していた品々。そばちょこなどは熱心なコレクターが多いので、来店したお客様が目を留め購入して行くことも少なくないのだそうです。好きな方は一見の価値ありですね。
『喫茶Loie』さんで味わえるコーヒーの豆の種類は3種類。
スタンダードでマイルドな味わいのコロンビア(550円)、すっきりとしてフルーティーなグアテマラ(500円)、最も深煎りにして苦みと甘みの両方を楽しめるマンデリン(550円)。(※価格はすべて税込です)
コーヒーの味はほぼ焙煎で決まるといわれますが、松永さんは通常20~30分で焙煎するところを40分かけてじっくり焙煎。より深みがあり、松永さんの人柄そのままに穏やかな味わいのコーヒーが楽しめます。 松永さんが淹れてくださるコーヒーもファンが多そうですね、と言うと「いやいや、この店自体があまり知られていないですから」と笑う松永さん。
「この店で無理なく自分がご提供できるものをということでワッフルとかプリンとか、限られたメニューでやっています。」そう言いながら出してくださったワッフルはコーヒーとよく合って、優しい甘さがほっこり幸せな気持ちにさせてくれます。 木のぬくもりに包まれた空間と落ち着いた音楽、そして美味しいコーヒーとスイーツ。そのすべてが疲れやストレスを忘れさせてくれるようです。
プレーンワッフル コーヒー(マンデリン)
来店したお客様の口コミでじわじわと人気が広がっている『喫茶Loie』さん。
クラシックやジャズの音楽が流れる空間でほっと一息落ち着いて、忙しい日常から離れた贅沢な時間が楽しめます。 ぜひ『喫茶Loie』さんで日々の疲れを癒しに、ゆっくりとコーヒーを飲んでみませんか?
スポット情報Spot Information
スポット名 |
喫茶Loie |
---|---|
住所 |
新潟市江南区横越中央1-9-25 |
営業時間 |
11:00~18:00(金曜・土曜は19:00まで) |
定休日 |
火曜、第1・3水曜 |
リンク |
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