江口

nimivalo(ニミバロ)

住宅地にそっと佇む隠れ家のようなアトリエnimivalo(ニミバロ)
ほっこりと癒されるキャンドルを、作家と一緒に作ってみませんか?

新潟市江南区の住宅地にそっと佇む隠れ家のようなアトリエで、キャンドルの販売や制作ができるnimivalo(ニミバロ)。
このアトリエで制作している様々なキャンドルの魅力や想いなどをオーナーの増山優さんに伺ってきました。

店名になっている「nimivalo (ニミバロ)」は、フィンランド語で ニミは 「名前」、バロは「灯り」という意味があるそうです。
増山さんは、「キャンドルの発祥がフィンランドなのでフィンランド語の名前を付けたくて。nimivaloは私の造語です。直訳すると「灯りの名前」になるんです。ちょっとロマンチックじゃないですか」と話します。
増山さんがキャンドルに出会ったのは高校生の頃。
雑貨が好きでいろいろ集めているうちにキャンドルと出会い、魅かれていったそうです。
その後もキャンドル好きの熱は冷めず、2010年頃から独学でキャンドルを作り始めた増山さん。 それから5年後の2015年にnimivalo (ニミバロ)をオープンさせました。

最初は、自宅の一室で制作していましたが、手狭になってしまい、祖父が長年使われていた農機具小屋を譲り受けました。家族の協力もあり農機具小屋を改装し、ここをアトリエ兼ショップとして、作品の制作をしています。店内は、飴色に経年劣化した梁とDIYで手塗りした白い壁や手作りの棚を四方に配置されたペンダントライトのやわらかい明かりが包み込み、なんとも居心地の良い空間になっています。

イベントなどへ出店し続けて、少しづつファンを増やしていったそうですが、独学のキャンドル作りに限界を感じはじめていました。その頃、中越地震の追悼式で、あるアトリエ作家さんの作品に出会い、「キャンドルの世界を一から学びたい」と思ったそう。増山さんは、決心してキャンドル作りの基礎を学ぶために、東京のスクールに通いました。「蝋の種類、温度、型との相性が化学式のように絡まりあっていることを学びました。今まで型から外れないことがあったけど、どこかのバランスが崩れていたんだなぁと。でも、基礎を学んだことでミスがなくなり表現の幅がぐんと広がりました。今も進化の途中です」と話します。

最近は、韓国のソイ(大豆) ワックスを扱う資格も取得したそう。「韓国のキャンドルは、型が精巧なんです。本物と見間違えるくらいの精巧さ。この型からきれいに抜くために、温度や時間にとても気を使います。そして、できた作品を見た人が『本物 かと思った』って言われるとうれしい」と話します。韓国でキャンドルは灯すというよりインテリアとして飾れるキャンドルが多いとのこと。

それでは、増山さんが作られたバリエーションが豊富なキャンドル作品達を紹介します。

 キャンドルオブジェは、蝋で作られた入れ物に、ドライフラワーなどが飾り付けた物です。入れ物の蝋にはメッセージも書けるそうなので、 結婚式のお祝いや新築祝いにオーダーされることが多いとのこと。

ジェルランタンは、透明感があるジェルワックスでドライフラワーを閉じ込めた作品です。
入れ物が二層になっており、間にドライフラワーなどを飾り付け、蝋で固めています。
中心のろうそくに火を灯すと、まるで お花畑にいるように幻想的な空間を楽しめます。

ワックスサシェは、蝋自体にフレグランスオイルを混ぜて作っており、玄関やお部屋のインテリアとして香りや見た目を楽しめます。

様々なキャンドルを作る増山さんの中でも、お気に入りの一つが押し花ネコキャンドル。
ネコ型の蝋にワンポイントの押し花が飾り付けてあり、飾るだけで癒されます。ネコ好きの方にはたまらない一品です。
キャンドルオブジェ以外は、アトリエで購入可能、ワークショップでは同じものを作れます。
全国的に自分でキャンドル作りができる場所は少ないので、一度体験し自分やご家族ご友人にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

キャンドルの灯りのように、ほっこりとあたたかな印象の増山さん。 今後についてお伺いすると、「将来は、手作り感たっぷりの店内に、キャンドルが灯してあって、ゆっくりコーヒーとおしゃべりを楽しめるキャンドルカフェをオープンさせたい」とお話が聴けました。
想像するだけで癒されそうなカフェ!いつか完成するのが楽しみですね。

nimivaloさんのアトリエでは、ワークショップ教室とどなたでもご来店いただけるフリーオープン日を分けて、営業しています。
ワークショップ教室は、完全予約制なのでHP・電話・インスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)から申し込みを行ってからお出かけください。
また、月に数日フリーオープン日を設けて限定ワークショップなど開催しているので、予約してない方はその日に訪問してみてください。
営業予定表は、HPまたはインスタグラムにてご確認ください。
そのほか、オーダーキャンドルのご質問や打ち合わせなどは、営業時間外でも電話応対が可能とのことです。お気軽にお問い合わせしてみてください。

スポット情報Spot Information

スポット名

nimivalo(ニミバロ)

TEL・予約

050-1082-3806

住所

新潟市江南区江口4063

営業時間

営業時間:ワークショップ教室10:30~14:00/フリーオープン日10:30~14:30
ワークショップ営業日とフリーオープン日は、HP・インスタグラムでご確認ください。

定休日

不定休

リンク

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