嘉山

フランス食堂 清水

「生で食べるより美味しくならなければ料理する意味が無い。」
食材の最高の瞬間を届ける、北区嘉山のフランス料理店『フランス食堂清水』。

ピンク色の外観が印象的な『フランス食堂 清水』さん。福島潟からほど近く、北区役所のすぐ向かいという、わかりやすくアクセスしやすい場所にあります。
注文ごとにシェフが一から腕を振るう料理の美味しさが評判を呼んで、開店時間が近くなると続々とお客様が集まって来ます。

オーナーシェフの清水大輔さんは幼い頃から都会に憧れを抱いていて、中学生のときに「コックさんが船に乗って、さまざまな国に行った」という本と出会い、シェフという職業を目指し東京の服部栄養専門学校を卒業。
のちに神保町の古本屋で外国の地方料理の本と出会ったのをきっかけに「フランスへ行きたい」という思いが高まり、いろいろなジャンルの飲食店で働きながら資金を貯め、休みの日には語学学校でフランス語を学びます。フランス語は最終的に上級者クラスでも学んだそうです。

準備が万全に整い、28歳の時ワーキング・ホリデーを利用し単身フランスへ。
知人の紹介でブルターニュの一つ星ホテルのレストランで働き始めました。3ヶ月間そこで働いた後、残りの9ヶ月はパリで働いて過ごしました。しっかり学んできたフランス語が役に立って、生活する上でのコミュニケーションに困らなかったことが自信になって、友人と一緒にフランス1周の旅もしたそうです。
いろんな地方を訪れ、様々な店に入り、実際に食べて広げた見聞。「その経験が今何よりの糧になっているんです。」と清水さんは話します。

また、フランス滞在中に知り合った奥さんと2人で店の運営を担っています。
日本に帰国してからの数年間は、奥さんの出身地である横浜を中心に鎌倉、渋谷等で活躍した清水さんでしたが、「いつか地元で自分の店を開きたい。」という思いは心のどこかにずっとあったと言います。

そんな清水さんに転機が訪れたのは日本に帰国して5年ほど経った時のことです。福島潟近辺で持ち上がっていた料理開発企画に縁があって誘われ、奥さんと共に帰郷。
その後「自分のお店をやろう。」と、2019年12月『フランス食堂 清水』をオープンしました。
「フレンチと聞くと値段が高くて量が少ないと思われがちな印象かなって。自分のお店をもつなら、そんなイメージを変えたくて、身近な存在でかつ手頃な値段でお腹いっぱいになるようなフランス料理店にしようと決めたんです。」と話します。
フランスで広めた見聞、そして帰国して積んだ実績に加え、帰国してすぐに猛勉強をしてソムリエの資格も取得。まさに満を持しての開業でした。

料理に対するこだわりは「良い材料をそろえること。」と清水さん。
そして「生で食べるより不味くなるようなら手を加える意味がないと考えているので、より美味しくなることだけをしているんです。」と話します。
また、新鮮な素材を使い「出来たての美味しさ」を提供できるよう、食材は少しずつこまめに仕入れ、注文を受けてから調理を始めるとのこと。
そのため、メニューによっては料理が運ばれるまで時間を要することもありますが、その場合は注文時にあらかじめ伝えてくれるので安心です。

築70年の古民家をリノベーションした店内。
テーブルは廃材から手作りされているそう。さらに奥さんがフランスで買い集めたアンティーク食器などが店内に置かれています。
お店全体から木の温もりを感じ、しっとりと落ち着いた雰囲気で、料理を待つ時間も贅沢なひとときを過ごせます。アンティークや雑貨が好きな人にもたまらない空間です。

ランチメニューは 「本日のパスタ」のような気軽なものから「国産牛ステーキ」 といったしっかりとした料理まで揃い、ソムリエおすすめのナチュラルワインの用意もあります。美味しいフランス料理を頂きながらちょっと昼飲みなんておしゃれですよね。

もちろんディナーも各種料理があり、ホームページ等でもメニューを確認できるので、ぜひご覧になってみてください。
開店と同時に満席になってしまうことも多い人気店なので、事前に予約を入れるとスムーズで安心です。アレルギーや苦手な食材などを伝えることもできますよ。

おしゃれで美味しいお店がどんどん増えている新潟市北区。
その一端を担い、食材の最高の瞬間を届けフレンチを身近な印象へと変えてくれる『フランス食堂 清水』さんの料理を味わいに、ぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか。

スポット情報Spot Information

スポット名

フランス食堂 清水

TEL・予約

025-369-4885

住所

新潟市北区嘉山1-1-39

営業時間

ランチ11:30~15:00
ディナー18:00~21:00
火・水・木・日曜夜は予約制

定休日

月曜(ほか不定休あり)

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