穀町

café Sugar(カフェ シュガー)

東京と神奈川出身のご夫婦が営む『café Sugar』(カフェ シュガー)。
「加茂を訪れたその日に定住を決意しました」

加茂山公園からほど近い加茂市穀町。
夫婦2人で営むお店『café Sugar』(カフェ シュガー)さんをお訪ねしました。
抑え気味の照明がモスグリーンの壁に映えて大人な雰囲気ながら、店名のロゴにはかわいらしいウサギのシルエットが施されていて、ほっこり。

店主の横尾さんご夫妻は、夫の友(ゆう)さんが東京出身、妻の真美(まさみ)さんが神奈川出身。
そんなお二人がなぜ加茂でカフェをオープンさせることになったのか、お話をうかがいました。

友さんは、最初に就いた仕事が美容師で4年間経験した後、自動車のデータベースを扱う会社に転職。
一方、妻の真美さんは栄養士として働き経験を積んでいたそう。
自分の店を持ちたいというのは、真美さんの方の夢でした。
真美さんからその話を持ちかけられたとき、慎重派の友さんは、一旦反対したそうですが、翌朝会社へ向かう電車のなかで熟慮。
真美さんの夢を応援してあげたいと考え直したそうです。

そうと決まれば一気に事は進み、「夫婦2人でゆったり経営できるカフェ」づくりがスタートしました。
首都圏から遠すぎず、ほどよく自然と街が調和している場所を求めていくつかの県をまたぎ物件を見てまわる中で、2019年3月、2人は加茂市を訪れました。
「その日のうちに契約書に判を押しました」と友さん。
「定住する覚悟で」賃貸ではなく建物全体を購入。

スパイシーキーマカレー(1045円/税込)

店舗オープンは2019年10月。
お店の名前の「Sugar」は、飼っているウサギ、ネザーランド・ドワーフの「シュガー」ちゃんからとったそうです。
お店のロゴマークも自分達でデザインし、シュガーちゃんの姿も入れました。
メニューの役割分担は、栄養士だけでなくバリスタの資格も持つ真美さんがスイーツと、コーヒー他のドリンクを担当。
食事系メニューを担当することになった友さんは、それまでも家での食事づくりはこなしていたそうですが、お店では「お客様に提供できるものを」と、相当レシピの勉強をしたとのこと。

トロピカルブルー(660/税込)

加茂には身内も知人もいなかったお二人ですが、実際に暮らしてみてどうでしたかという質問に、にっこり。
豊かな自然が近くて、それでいて街がしっかり機能している理想的な場所だと友さん。
また、同世代の店主さんたちが多く、親しく付き合える仲間もできたと嬉しそうに話してくださいました。
人があたたかくオープン当初から地元の方たちが来店してくれ、常連さんも増えたそうです。
また、遠方からわざわざ来てくれる人もだんだん多くなり、加茂のお洒落なカフェとして人気上昇中。

テイクアウトできるメニューも多いので、天気のいい日には『café Sugar』のテイクアウト・ボックスを片手に加茂山公園散策というのも楽しそうです。
持ち運びが難しそうなプリンまでテイクアウトOKですよ!

ずっと長い期間、地元の人に愛されるお店でありたいという横尾さんご夫妻。
将来の夢をお聞きすると、「いつか新潟県の加茂市代表として、東京のグルメイベントに出店したい」そう。
東京・神奈川出身の二人が加茂市を背負って立つ、そんな未来が明るく目に浮かぶようです。
加茂市穀町の『café Sugar』さん。
ぜひお訪ねください。

スポット情報Spot Information

スポット名

café Sugar(カフェ シュガー)

住所

加茂市穀町9-37

営業時間

10:00~18:00

定休日

日・祝

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