下興野町

手づくりパンの店 グーテ

あのパン屋さんが復活!惜しまれながら閉店した『手づくりパンの店 グーテ』さんが4年の時を経て、秋葉区下興野町に再登場!

秋葉区下興野町、新津東バイパスを降りて側道へ進むと見えてくる新しいお店。
とてもおしゃれな外観は、一見すると美容室かサロンかと思いきや…

これは!見覚えのあるちょっぴり年季の入ったこの看板!
そうなんです。4年前まで秋葉区朝日にあって、地元の方々や学生さん達に惜しまれながら閉店したあの人気のパン屋さん『手づくりパンの店 グーテ』さんが復活したんです!

とびきりの笑顔で迎えてくれたのは店主の須摩豊(すま・ゆたか)さんです。
以前の場所でも『グーテ』さんに通っていたという人は、なつかしさに胸がぎゅっとなってしまうかもしれませんね。
ファン待望の再登場を果たしてくれた須摩さんに、お話をうかがってきました。

お店再開にあたり、この場所に決めた理由を、
「秋葉区から出たくなかったというのが第一で、もうひとつは地域密着型の店にしたくて地域の人に知ってもらえれば良いなと。だから目立つ場所でなくて良かったんです。」
と話す須摩さん。
確かにバイパスの高架を降りた側道沿いのこの場所は、通りがかりに見つけてふらっと立ち寄れるという立地ではないかもしれません。

それでも開店から続々とお客さんが集まってくるのは、いかに『グーテ』さんのパンが愛されているかの証なんですね。
現在約50種類くらいのパンが並びますが、中には須摩さんが復活させるつもりでなかったパンや、お客さんの方からリクエストさせて再登場させたものも。今あるもの以外にもそういった要望が多く寄せられているので、順次復活させていく予定だそうです。

「ムゥレン」もお客さんの希望で復活したパンの一つ。プレーン、クランベリーとクリームチーズ、イチジクの3種があります。
「僕よりお客さんの方がよく覚えていたりするんですよ。」と、須摩さんはうれしい悲鳴です。

須摩さんのパンづくりに対するこだわりは、「パン時間に合わせてつくる」ということ。
焼き上がりの時間に合わせて配合や焼き時間を調整するのではなく、毎日変わる空気や水の温度、湿度、粉の状態を見極め、その日のパンの様子を見ながらミキシング、発酵、焼きといった工程を丁寧に進めていくのだそうです。

また、パンの表面に卵を塗らないのも須摩さん流。
「卵を塗ると照りが出てきれいなんですけど、卵の膜ができてしまうのが僕は気になるので塗りません。でも、あくまで僕自身のこだわりなので、それがいけないというわけではないですよ。」
パン作りのいろんな工程にしっかりポリシーをもって取り組まれているのが伝わってきます。

さて、『グーテ』さんといえば、気になるのはこちらのパンですよね!

そうです、『グーテ』さん名物の「100円コッペ」です!
なんと大きさは20cm以上!想像を超える大きさに驚いてしまいました。
お客様への感謝の気持ちで提供しているので、利益は度外視だという「100円コッペ」。水を一切使わず、牛乳で仕込んだ贅沢なコッペパンです。
1日限定24個で、1家族2個まで。予約は受付していませんが、「100円コッペ」がお店に並ぶのはだいたい11時台で、毎日お店のInstagramで焼き上がり時間を知らせてくれています。ゲットしたい人は要チェックですよ。

パンが並ぶ棚など、店内の備品はなつかしさの漂う古材や古民具で統一されていて、とても素敵。
この古さ、なつかしさが『グーテ』さんのイメージにぴったりですね!お好きなパンを探すのと一緒に、そんな素敵なお店の様子もぜひご覧になってはいかがでしょうか。

スポット情報Spot Information

スポット名

手づくりパンの店 グーテ

住所

新潟市秋葉区下興野町2-15

営業時間

9:00~17:30(なくなり次第終了)

定休日

火曜

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