草水町

秋葉硝子 AKIHA GLASSBLOWING WORKS

かつてのガラス工場がアートなおしゃれ空間に♪

鉄道と石油で知られる秋葉区新津ですが、古くからガラスの町としても栄えていたことをご存じですか?
最盛期には十数社のガラス工場が稼働していましたが、時代の流れとともに一つまた一つと姿を消し、現在唯一残っているのが秋葉区草水の秋葉硝子さんなのです。

 

この建物はかつて約50年間、業務用製品を大量生産してきたガラス工場。その倒産を機に建物と機械設備を受け継ぎ、2014年より「秋葉硝子」として新たに活動を始めました。

代表の照井康一さんは、美術大学で学んだ後、複数のガラス会社を渡り歩きながら、作家活動も行ってきたという筋金入り。照井さんオリジナルの「淡黄金(あわこがね)」シリーズは黄金色がかったあたたかみのある風合いがとてもやさしい人気ラインです。どの作品も、一つ一つ姿の異なる吹きガラスならではのオンリーワン。工房併設のショップでぜひご自分の目でご覧になってみてください。来年は個展の開催も予定されているそうですよ。

 

照井さんの奥様もガラス細工の作家ですが、こちらはご主人とは異なりデザインに合わせて色ガラスをカットして組み合わせていくという手法。記念に残しておきたいお子さんの絵などを、ガラスの作品にすることもでき、好評を得ています。箸置きなどの小さな作品や風鈴(新潟風鈴として知られるようになりました)など、色美しく繊細な作品の数々がショップに並んでいます。

 

工房では「Factory Live(ファクトリー・ライブ)」と名づけて不定期ですがジャズライブを開催したり(2018年は6・8・9・10月予定)、水と土の芸術祭2018の拠点としてモニュメント製作なども展開中で、気軽に訪ねられるスポットとなっています。今後は吹きガラスの製作体験も受け付け予定だそうですよ♪

工房の中心には1300度にもなるというガラス溶解炉の炎が明るくオレンジ色の光を放っていて、近づいてみるとその熱気に汗が噴き出しますが、なんとかき氷の販売カウンターもあって、さまざまな楽しみ方ができる空間となっているので、ぜひお訪ねください。

 

秋葉硝子(AKIHA GLASSBLOWING WORKS)さんの作品は、工房の併設ショップ以外に、新潟駅、長岡駅、越後湯沢駅の「ぽんしゅ館」、インターネットショップ(マーケットプレイスCreema)でも販売中です。

スポット情報Spot Information

スポット名

秋葉硝子 AKIHA GLASSBLOWING WORKS

TEL・予約

0250-47-8402

住所

新潟市秋葉区草水町2-12-32

交通手段

JR東新津駅から徒歩10分

営業時間

10:00~16:00

定休日

日曜・祝日

リンク

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