亀田本町

まちなかCafeぷれ~る

散歩の途中に、買い物帰りに「ちょっと休ませて~」ができる思いやりスポット!江南区亀田の商店街にある『まちなかCafe ぷれ~る』さんで、“あの”メロンパンが買えちゃう感激!

メロンパンは、お好きですか?あのほんのり甘くてサクサクしたクッキー生地と、内側のふんわりしたパン生地。そのコントラストの美味しさと、名前の通りメロンを思わせる見た目の楽しさは、お子さんから年配の方まで根強い人気がありますよね。
新潟でメロンパンといえば、新潟地下街の西堀ROSAに2011年にオープンした「メロンパン専門店PLaiRe(プレール) 」さんを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。残念ながら2024年7月に閉店してしまいましたが、焼き上がりの時間が近づくとなんとも言えない甘い香りが周囲に漂って、立ち止まらずにはいられず、行列に並んで買ったという人も多いはず。

今回は、そのプレールさんの系列スポット、江南区亀田の商店街にある『まちなかCafe ぷれ~る』さんをご紹介します。西堀ROSA店オープンの約2年後、2013年にオープンしました。西堀ROSAのお店で販売しているメロンパンやドリンク、スイーツなどを販売しています。

左からキャラメルメロンパン、亀田メロンパン、ろいやるめーぷるめろんぱん(各220円 / 税込)

名物の「亀田めろんぱん」は言うまでもなく一番人気のメロンパン。カリカリのクッキー生地と中のふんわりしたパン生地は、シンプルでありながら多くの人に愛されている人気商品で、この亀田めろんぱんを求めて買いに来る方が多いそうです。

芳醇なメープルシロップが生地にしっとりしみ込んだ「ろいやるめーぷるめろんぱん」は、口いっぱいに広がる香りも楽しめる贅沢なメロンパン。クッキー生地に練りこまれたキャラメルの食感が楽しめる「キャラメルメロンパン」は、甘党な方におすすめ!開店当初から大人気のメロンパンは、ひと口食べれば幸せな気分になり、子供だけではなく幅広い年代の方に愛されているそうですよ。

その他にも「みにちょこくろわっさん」、油で揚げていないヘルシーさが人気の「焼かれーぱん」なども販売していて、飽きが来こないようにとメロンパン以外のパンも販売しているそうです。メロンパン専門店なのに様々な種類のパンがあるのは嬉しいですね。

商品名がひらがな表記になっているのは、小さなお子さまでも読めるようにと、あえてひらがな表記にしているそうです。心遣いがうれしいですね。

そして、このお店のうれしいポイントは他にもあります。

オーナーの加藤純子さんが、この『まちなかCafe ぷれ~る』を、ただメロンパンを販売する場所にはしたくないと、その思いを聞かせてくださいました。

加藤さんは、鹿児島生まれの大阪育ち。高校を卒業後、親戚のいる新潟の専門学校へ進学しました。2年間和裁を学んだ後、アパレル関係のお店に就職。
その後、不動産会社に転職したのがきっかけで建築業に携わるご主人と知り合い、結婚。ご主人の事業を一緒に支える中で、西堀ROSAへの出店の話が舞い込みました。

加藤さん自作のチョークアート。素敵!

その話をもらったときに、以前西堀ROSA内の催事に出店していた関西のメロンパン屋さんのことがすぐに頭に浮かんだそう。
「そのメロンパンがすごく美味しかったのが強く印象に残っていて、ああ、あのパンをやろうと思ったんです。」と、さっそくその関西の問屋さんに連絡をし、メロンパンの製法はもちろん、開業までのノウハウも含めすべて教えてもらい、2011年に西堀ROSAにオープンしました。
先方は驚いたでしょうが、でも喜ばれたのではないですか、とお聞きすると、「会長はもう80代後半になられますけど、今でも毎年訪ねて来てくれるんです」と、目を細めて教えてくださいました。

西堀ROSAにオープンしたお店は多くの方から親しまれましたが、「西堀まで行かなくても買える場所が欲しい。」というお客様の声が多かったそう。その要望に応えるかたちで、2012年亀田にあったスーパー内に2号店をオープンしました。
しかし翌年、スーパーの経営母体が変わったのを機に閉店することに。それでもなお、お客様から「なくさないで」という声が上がり、2013年に現在の場所にオープンすることになったそうです。

「ここは、おじいちゃんやおばあちゃんが、散歩や買い物の途中で、“ちょっとここ座らせてくんねかね” って休憩して行ったり、おうちの人が仕事でいない小学生などが安心して居られるような、誰でも気軽にふらっと立ち寄れる場所にしたかったんですよね。」と熱い思いを抱く加藤さん。
「だから開業するにあたって自動ドアと、段差のないバリアフリー設計にすることにはとにかくこだわりました。」手押し車を押して歩くお年寄りや、小さな赤ちゃんを抱っこしていたりベビーカーや荷物で手のふさがったママなどが簡単に入れる、いわば「思いやりスポット」にしたかったのだそうです。

店内では飲食物の販売だけでなく、地域の方々に気軽にお店に来てもらいたいと、フラワーアレンジメントやタイル雑貨、ペーパークラフトなどのワークショップが盛んに開催されていて、地域の憩いの場になっています。加藤さんも一緒になってお客様と学んで、楽しんでいるそうですよ。幅広いジャンルのワークショップが随時開講されているので、興味のある方はぜひ『まちなかCafe ぷれ~る』さんのInstagramをチェックしてみてください。

月ごとにメニューが変わるそうです。

ワークショップのほかにも、学校でパンを販売したり、学生のインターンシップを受け入れたりと、地域の方との繋がりを積極的に持たれているそうです。
そんな加藤さんに、これから先の展望をお尋ねすると、「今後はイベント出店などにも積極に参加して、どんどん表に出て行きたい。」と抱負を語ってくださいました。
もしかしたら、ちょっとお出かけしたイベントで、大人気のメロンパンに出会えちゃうかも!楽しみが広がりますね。

地域の憩いの場「思いやりスポット」として親しまれている『まちなかCaféぷれ~る』さん。江南区亀田の商店街にお越しの際はお気軽にお立ち寄りください。

スポット情報Spot Information

スポット名

まちなかCafeぷれ~る

TEL・予約

025-382-6677

住所

新潟市江南区亀田本町2丁目7-7

営業時間

10:00~15:00(なくなり次第終了)

定休日

火曜・日曜・祝日

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